ティム・ダンカンは、デイビッド・ロビンソン、ジョージ・ガービンらと並び、サンアントニオ・スパーズ史上最も偉大な選手の一人だ。しかし、最も愛された選手といえば、華麗で、激しいプレイを信条とし、控え目で、ラテンアメリカ出身の気質によりサンアントニオで誰よりも好意的に受け入れられたエマニュエル・ジノビリではないだろうか。
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ジノビリに対するファンの感謝の気持ちは、3月28日(日本時間29日)にAT&Tセンターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ戦後に見てとれた。スパーズが116-110でキャブズに勝利した一戦は、単なる前座でしかなかった。同日のメインイベントは、ジノビリが現役時代に着けた20番の永久欠番式典だった。
#GraciasManu, por todo.
— San Antonio Spurs (@spurs) March 29, 2019
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元チームメイトで、式典に出席したショーン・エリオットは「彼は、過去に我々が見たどのバスケットボール選手とも違っていました。彼はまるで、観客が息を飲んでしまうプレイをするマジシャンのような選手でした」と、ジノビリについて語った。
スパーズを率いるグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「マヌがいなかったら、(2003年、05年、07年、14年の)優勝はなかったでしょう」と、教え子を称賛。式典に出席したダンカンも「あらゆる面で非凡な才能を持つ選手でした。君は、誰にも見えていない部分を見ていたし、誰にもできないことをやっていた」と、ジノビリを称えた。
ジノビリ人気は、サンアントニオだけではなく、母国アルゼンチンでも高い。代表チームでも約20年プレイし、2004年のアテネ五輪では、アルゼンチンの金メダル獲得に貢献した。
また、ビル・ブラッドリーに次いでヨーロッパ、オリンピック、NBAで優勝を果たすという経歴も、ジノビリのキャリアを類を見ないものにした要因だった。
これらのことは、小さな頃からNBAに憧れながらも、絶対にそのレベルにたどり着けないと思っていたジノビリ少年にとって、悪くない結果だろう。マイクを持ったジノビリは「私自身もそうでしたが、自分に近い全員が、このようなキャリアを送れるなんて、想像もしていませんでした」と、語った。
「バスケットボールは、自分に多くを与えてくれました。この恩は、一生忘れません」。
It's official! No. 20 will live in the rafters forever.#GraciasManu pic.twitter.com/7Hl2KaoOBX
— San Antonio Spurs (@spurs) March 29, 2019
原文:About Last Night: Gracias, Manu by Dan McCarney/NBA.com(抄訳)
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