『AP』が報じたところによると、NBAは8月30日(日本時間31日)、新シーズンに向けて各チームに通達を出し、COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチンを未接種の選手とチーム関係者は毎週検査を受けることが義務となることを伝えたようだ。
APによれば、ここ数週間で定められた方針で、NBPA(選手会)も賛同したとのこと。ワクチン未接種者でもCOVID-19から「直近で回復」したとみなされる場合など、一部例外もあるという。
それらを除き、チームドクターないしリーグドクター、あるいは政府当局から直接求められた場合を除き、検査は不要となるようだ。マスク着用も求められないが、政府当局から感染拡大レベルが高いと分類される市場では、屋内でのマスク着用が推奨されるとのこと。
APによると、なんらかの症状がある選手や関係者は全員、それらの症状の報告や検査を受けることが求められる。チームやリーグによるものではない検査で陽性判定や不確定の判定だった場合や、家庭内で陽性者が出た場合も報告しなければならないようだ。
APは、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが7月の理事会で「試合を巡るプロトコル、特に選手の安全衛生に関するプロトコルについては、シーズン開幕時に通常の流れになると思われる」と話したと伝えている。
「COVID-19に関しては一切予測をせず、あらゆることに備えるということをこの2年半で学んだ」
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