マーベリックスのドンチッチがプレイオフ平均得点でジョーダンを上回る

Scott Rafferty

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ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、プレイオフで得点を積み上げ続けている。5月4日(日本時間5日)のフェニックス・サンズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦で、ドンチッチはマイケル・ジョーダンを上回り、プレイオフ平均得点ランクでトップに立った。

サンズとのシリーズまで、ポストシーズンの16試合で平均32.7得点と、ジョーダンの33.4得点に次ぐ数字を残していたドンチッチは、サンズとの第1戦で45得点をマーク。そしてこの日の第2戦では35点を記録し、ジョーダンの数字を上回っている。

ジョーダンはそのキャリアでプレイオフの179試合に出場してきた。出場試合数にはとても大きな開きがある。ただ、ドンチッチがNBA最大の舞台でも快適そうで、歴代最高のスコアラーと競っていることは変わらない。

ドンチッチは初のポストシーズンで1試合平均31.0得点を記録した。2度目のプレイオフは、ロサンゼルス・クリッパーズとの7試合で平均35.7得点をあげている。今季のユタ・ジャズとのファーストラウンドでは、平均29.0得点だった。そしてサンズとの2試合では平均40.0得点だ。

ドンチッチはプレイオフのわずか16試合で通算500得点を記録した。これはジョーダンに続いて少ない試合での達成となる。

ポストシーズンの平均得点で歴代15位以内の現役選手は、ドンチッチのほかに、ケビン・デュラント、レブロン・ジェームズ、ドノバン・ミッチェル、ジャ・モラント、アンソニー・デイビス、ブランドン・イングラム、デビン・ブッカー、ステフィン・カリーだ。

プレイオフ平均得点ランキング

順位 選手 平均得点
1 ルカ・ドンチッチ 33.5
2 マイケル・ジョーダン 33.4
3 アレン・アイバーソン 29.7
4 ケビン・デュラント 29.4
5 ジェリー・ウェスト 29.1
6 レブロン・ジェームズ 28.7
7 ドノバン・ミッチェル 28.3
8 ジャ・モラント 27.8
9 アンソニー・デイビス 27.3
10 エルジン・ベイラー 27.0
11 ブランドン・イングラム* 27.0
12 ジョージ・ガービン 27.0
13 デビン・ブッカー 26.8
14 ビリー・レイ・ベイツ**  26.7
15 ステフィン・カリー 26.5

*イングラムはこれまでプレイオフ出場6試合

** ベイツはプレイオフ出場6試合

原文:2022 NBA Playoffs: Luka Doncic breaks Michael Jordan's all-time playoff scoring record with huge outing for Mavericks in Game 2(抄訳)

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Scott Rafferty

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Scott Rafferty is an experienced NBA journalist who first started writing for The Sporting News in 2017. There are few things he appreciates more than a Nikola Jokic no-look pass, Klay Thompson heat check or Giannis Antetokounmpo eurostep. He's a member of the NBA Global team.