レブロン・ジェームズが56得点、レイカーズでの自己最多更新で5試合ぶり勝利に導く

Scott Rafferty

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レブロン・ジェームズ

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、3月5日(日本時間6日)にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、今季自己最多の56得点をあげた。試合は124-116でレイカーズが勝利している。

ジェームズは3ポイントショット11本中6本成功を含むフィールドゴール31本中19本成功、フリースロー13本中12本成功で56得点をマーク。レイカーズを5試合ぶりの白星に導いた。

得点以外にも、ジェームズは10リバウンド、3アシスト、1ブロックを記録。3点リードで迎えた残り34.3秒には、カーメロ・アンソニーの3Pをアシストし、勝利を大きく引き寄せている。

以下、ジェームズの歴史的なパフォーマンスにまつわる数字をいくつか見ていこう。

9-0

レイカーズは89-94と5点のビハインドを背負って第4クォーターを迎えた。早々にラッセル・ウェストブルックのレイアップで1ポゼッションゲームとしたが、特にレイアップが試合をコントロールできたのは、そこからジェームズが3本連続で3Pを成功させ、単独で連続9得点をあげたからだ。

51

56得点はジェームズにとってレイカーズでの自己最多記録となる。これまでの自己最多は、加入から16戦目だった2018年11月18日(同19日)、マイアミ・ヒートに勝利した試合でマークした51得点だった。

レイカーズ番記者のマイク・トルーデルによると、レイカーズで50得点超を2回以上達成したのは、シャキール・オニール、ウィルト・チェンバレン、コービー・ブライアントらに続き、ジェームズが7人目となる。

なお、ジェームズの自己最多得点記録は、マイアミ・ヒート時代に2014年3月3日(同4日)のシャーロット・ボブキャッツ戦でマークした61得点だ。

13

ジェームズはこれが13回目の50得点超。『The Washington Post』のベン・ゴリバー記者によれば、これはチェンバレン、ブライアント、マイケル・ジョーダン、ジェームズ・ハーデン、エルジン・ベイラー、リック・バリーに続く歴代7位の数字となる。

4

NBAの歴史で37歳になってから50得点超を達成したのは、ジェームズが4人目となる。これまでに達成していたのは、ジョーダン、ブライアント、ジャマール・クロフォード。そのうち、50得点超を達成時にジェームズよりも年上だったのは、ラストゲームで60得点をあげたブライアントだけだ。

2

この試合でジェームズはレギュラーシーズンとプレイオフを合わせた通算出場時間ランキングの2位に浮上し、カール・マローンを上回った。首位はカリーム・アブドゥル・ジャバーだ。

そのジェームズは、今でもこれだけのプレイを披露している。

現実ではないかのようだ。

レイカーズ(28勝35敗)はジェームズのほか、ラッセル・ウェストブルックが20得点、アンソニーが14得点、8リバウンド、マリーク・モンクが12得点、6リバウンドを記録。一方のウォリアーズは、ステフィン・カリーが30得点、ジョーダン・プールが23得点、ジョナサン・クミンガが18得点、アンドリュー・ウィギンズが14得点、オットー・ポーターJr.が10得点、10リバウンドをマークした。

ボックススコア

原文:By The Numbers: Inside LeBron James' historic 56-point performance in Lakers win over Warriors(抄訳)

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【今夜の注目】レブロン・ジェームズが56得点の大活躍|2022.3.5

 

Scott Rafferty

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Scott Rafferty is an experienced NBA journalist who first started writing for The Sporting News in 2017. There are few things he appreciates more than a Nikola Jokic no-look pass, Klay Thompson heat check or Giannis Antetokounmpo eurostep. He's a member of the NBA Global team.