サクラメント・キングスは4月11日(日本時間12日)、暫定ヘッドコーチを務めていたアルビン・ジェントリーの退任を発表した。
モンテ・マクネアGMは「シーズン途中の要請に応えてくれたジェントリーのリーダーシップに、キングス球団全体が感謝しています」と述べている。
「我々は、コート内外での彼のリーダーシップに感謝しています」。
キングスは今季開幕から17試合でルーク・ウォルトン前HCを解任。代行としてジェントリーが指揮を執ってから、24勝41敗という成績を収めた。キングスはレギュラーシーズンを30勝52敗で終え、4月1日(同2日)までプレイイン・トーナメント出場を競っていた。
『The Sacramento Bee』のジェイソン・アンダーソン記者と、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、キングスが複数の候補者をリストアップしていると報じた。中にはドラフトロッタリーからプレイオフ進出を果たした経験を持つ指揮官も含まれ、マイク・ダントーニやマイク・ブラウン、スティーブ・クリフォード、テリー・ストッツといったコーチたちの名が挙がっている。
Can confirm per league sources the Sacramento Kings have relieved Alvin Gentry of his interim head coaching duties. A coaching search wil commence with Mike D'Antoni, Mike Brown, Steve Clifford and Terry Stotts rumored as potential candidates.
— Jason Anderson (@JandersonSacBee) April 11, 2022
Sources: Kings search is expected to wide-ranging, including candidates with history of turning lottery teams into playoff teams. Among those expected to be considered: Kenny Atkinson, Steve Clifford, Mark Jackson, Mike Brown, Bucks assistants Charles Lee and Darvin Ham, more. https://t.co/BnfYC0klyr
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) April 11, 2022
2011-12シーズン以降で9人目の指揮官を探すことになるキングスは、リック・アデルマン体制の8シーズンで勝率63.3%を記録し、プレイオフ進出やシーズン勝ち越しを果たした。だが、1985年の移転以降、シーズン勝ち越しを達成した指揮官はほかにいない。ウォルトンは勝率42.2%を記録したが、これは1985年以降の指揮官18名で2位の数字だ。
キングスは2005-06シーズンを最後にプレイオフから遠ざかっており、16年連続プレイオフ逸失は現在のNBAで最長の記録となる。
原文:Kings move on from Alvin Gentry, begin coaching search by NBA.com(抄訳)
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