ケビン・デュラントが今季自己最多の53得点、ネッツがニックスに勝利

Gilbert McGregor

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ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが3月13日(日本時間14日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにて行われたニューヨーク・ニックス戦で、今季自己最多の53得点を記録し、チームを110-107の勝利に導いた。

カイリー・アービングやセス・カリーが不在の中で、デュラントは3ポイントショット13本中4本成功を含むフィールドゴール37本中19本成功で53得点、9アシスト、6リバウンド、2スティールを記録している。

以下、デュラントの見事なパフォーマンスにまつわる数字を見てみよう。

60

デュラントは第3クォーターまでFG29本中15本成功で40得点をあげた。Basketball-Reference.comの創設者であるジャスティン・クバトコによれば、デュラントにとって60回目の40得点超だ。

8

一方で、クバトコによれば、デュラントはこれが8回目の50得点超となり、バーナード・キングと歴代12位で並んだ。

なお、53得点はデュラントにとって、2014年1月17日(同18日)に記録した自己最多の54得点以来の数字となる。

3

デュラントは今季、12月12日(同13日)のデトロイト・ピストンズ戦で51得点をあげている。今季、50得点超を複数回達成したのは、ジェイソン・テイタム、レブロン・ジェームズに続く3人目だ。

29.59

得点王争いは激化している。

デュラントはこの日のパフォーマンスで平均29.59得点とした。ジョエル・エンビード、ジェームズ、ヤニス・アデトクンボに続く4位だ。だが、トップのエンビードとはわずか0.19得点差しかない。

順位 選手 平均得点
1 ジョエル・エンビード 29.78
2 レブロン・ジェームズ 29.73
3 ヤニス・アデトクンボ 29.68
4 ケビン・デュラント 29.59

ただ、デュラントは今季26試合を欠場しており、出場試合は最大で56試合となる。得点王のタイトルを獲得するには、チームの試合数の70%にあたる58試合に出場している必要がある。

デュラントが得点王のタイトルを獲得できるのは、今季の彼の総得点を58で割った数字が、シーズン終了時に他選手を上回った場合だけだ。

なお、ネッツ(35勝33敗)はデュラントのほか、アンドレ・ドラモンドが18得点、10リバウンド、ブルース・ブラウンが15得点、7リバウンドを記録している。

一方、ニックス(28勝40敗)はジュリアス・ランドルが26得点、エバン・フォーニエが25得点、RJ・バレットが24得点をマークした。

ボックススコア

原文:By The Numbers: Kevin Durant goes off for 53 points in Nets win over Knicks(抄訳)

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Gilbert McGregor

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Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.