76ersのエンビードが指を手術 トレーニングキャンプに影響ない見込み

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フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが5月30日(日本時間31日)、指の手術を受けたようだ。チームが明かしたと報じられている。

エンビードはシーズン終盤に靭帯を断裂した右手親指と、左手人差し指の手術を受けたとのこと。どちらも秋のトレーニングキャンプへの準備に影響はないとみられている。

エンビードはトロント・ラプターズとのプレイオフ・ファーストラウンドの途中で右親指の負傷が明らかにされた。以降、76ersがラプターズを下し、イースタン・カンファレンス・セミファイナルでマイアミ・ヒートに敗れるまで、エンビードはケガをおしてプレイを続けた。

ラプターズに102-110で敗れた第4戦で、21得点、8リバウンド、3アシストを記録したエンビードは、シリーズ残り2試合で平均26.5得点、10.5リバウンド、2.5アシスト、1.5ブロックをマーク。だが、第6戦で右眼窩骨折と脳震とうに見舞われ、ヒートとの第1戦と第2戦を欠場した。

それでも、今季の得点王に輝いたエンビードは、顔に保護マスクをつけてプレイを続行した。エンビードは、昨季のプレイオフで右ひざの半月板を断裂している。

76ersのドック・リバース・ヘッドコーチは5月13日(同14日)、「私は現実主義者で、親指のことがあってすぐ、厳しくなると分かっていた」と話している。

「2年連続でベストプレイヤーが万全の状態でプレイオフを戦えないのは難しい。本当に難しいんだよ。もちろん、我々が支え、もっと助けられるようにしなければいけない。そうすれば、そういうことが起きても、とりでを安定させることができる」

76ersは2018年以降、イーストのカンファレンス・セミファイナルで4回敗退している。そのうち1回は第1シードで臨んだプレイオフだった。また、2020年はファーストラウンドで4連敗している。2001年以降、カンファレンス・セミファイナルを突破できていない。優勝した1983年以降、カンファレンス・ファイナルに勝ち進めたのは、その2001年と1985年の2回にとどまっている。

原文:Joel Embiid has thumb and finger surgery, will be ready for camp(抄訳)

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