76ersのモーリー運営部代表「リバースHCは来季戻ってくる」

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2年連続でイースタン・カンファレンス・セミファイナル敗退となったフィラデルフィア・76ersだが、来シーズンに向けてコーチ陣を変えることはないようだ。

バスケットボール運営部代表のダリル・モーリーは5月13日(日本時間14日)、ドック・リバース・ヘッドコーチは2022-23シーズンにコーチとして戻ると話した。リバースHCは2020-21シーズンから76ersで指揮を執り、今季は51勝31敗という成績だった。

76ersは12日(同13日)のマイアミ・ヒートとのカンファレンス・セミファイナル第6戦で90-99と敗れ、プレイオフ敗退となった。昨季、76ersはイーストの第1シードを獲得したものの、同じカンファレンス・セミファイナルで第7戦まで戦った末、アトランタ・ホークスに敗れている。

リバースHCとの契約は2024-25シーズンまでだ。

12日(同13日)、リバースHCは「自分の仕事については心配していない。自分は素晴らしい仕事をしていると思う。あなたがそう思わないなら、それを(記事に)書くべきだ」と話した。

「このチームをここまでたどり着かせるために、私は懸命に働いてきたからだ。私が初めてここに来たとき、誰も我々には期待していなかった。今年もまた同じだ。私は心配しない」。

76ersはこれから重要なオフシーズンに臨む。特に、トレードデッドライン(トレード期限)に獲得したジェームズ・ハーデンの去就だ。

ハーデンはホームでのヒートとの第4戦で素晴らしいパフォーマンスだったが、それ以外はターンオーバーに苦しんだ。第6戦の第4クォーター、ハーデンがボールを失い、ヒートが得点をあげ、63-80と17点差がついた時に、76ersは観客からブーイングを浴びせられた。

この試合で前半に11得点をあげたハーデンだが、後半は無得点。そのほか、ターンオーバーは4だった。後半はフィールドゴール試投2本でいずれも決まらず、第2Q残り3分31を最後に得点できなかった。ハーデンは2022-23シーズンの4740万ドル(約61億3000万円)のプレイヤーオプションを有している。

13日(同14日)、モーリーは来季再びハーデンを見る予定で、秋のトレーニングキャンプでチームの一員であることを願っていると話した。

モーリーは「計画では、彼は戻ってくる。トレードしてからそういう計画だった」と話している。

「もちろん、彼の代理人と取り組まなければならない。どうなるか、我々の間で理解することだ」。

「オフシーズン、トレーニングキャンプと、フルに時間をともにすれば、全員がいかにうまく団結できるようになるかを学べる。ジョエル(エンビード)、ジェームズ、トバイアス(ハリス)、(タイリース)マクシーと、あのグループは一緒にとてもうまくプレイした。我々はもっと良いプレイができる」。

原文:Daryl Morey: Doc Rivers will return as coach in 2022-23 by NBA.com(抄訳)

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