フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードとアル・ホーフォードというふたりのビッグマンを起用する実験は1シーズンで終了する・
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、76ersはホーフォード、未来の1巡目指名権、2020年の全体34位指名権、セルビア人ポイントガードのバシリイェ・ミチッチの交渉権をオクラホマシティ・サンダーにトレードし、代わりにダニー・グリーンとテレンス・ファーガソンを獲得した。サンダーはレイカーズとのトレードで、デニス・シュルーダーを放出してグリーンを獲得したことが先日報じられていた。
The Sixers are sending a lightly-protected 2025 first-round pick and the 34th overall pick in tonight's draft, sources tell ESPN. The Thunder are also sending Terrance Ferguson to the Sixers with Green. https://t.co/sDCfPo4T4L
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) November 18, 2020
ホーフォードはボストン・セルティックスで3シーズンをプレイしたのち、2019年に76ersと複数年契約を結んでいた。しかし34歳のビッグマンは76ersが期待するような活躍を見せることができなかった。5度のオールスター選出を誇るホーフォードは、昨季平均11.9得点、キャリア最低のフィールドゴール成功率45%を記録。76ersはホーフォードの古巣相手にプレイオフ1回戦でスウィープされている。新たにダリル・モーリーがバスケットボール運営部門の代表に就任し、エンビードとオールスターガードのベン・シモンズの周りにペリメーターシューターを集める方向にシフトした。
サンダーはまだ契約が3年8000万ドルが残っているベテランビッグマンのホーフォードに加えて、すでに大量に持つ指名権をさらに獲得した形だ。サンダーはすでにクリス・ポールを複数選手と未来の1巡目指名権にトレードしている。さらに昨季のオフシーズンでポール・ジョージとラッセル・ウェストブルックのトレードで大量の指名権を獲得していた。
原文:Report: 76ers trade Al Horford, picks to Thunder for Danny Green by NBA.com