1月22日(日本時間23日)、フィラデルフィア・76ersがフリーエージェントのガードであるレイジョン・タッカーと2ウェイ契約を結んだことを発表した。
昨季はユタ・ジャズで20試合に出場し、1試合平均8.1分出場、3.1得点、1.0リバウンド、0.3アシストを記録した。また、Gリーグのウィスコンシン・ハードとソルトレイクシティ・スターズでは合計19試合に出場し、1試合平均33.4得点、23.3得点、4.7リバウウンド、2.5アシストをマーク。2019年12月のGリーグ月間最優秀選手に選ばれたほか、2020年2月にはイースタン・カンファレンスのミッドシーズン・オールGリーグチームにも選出された。
タッカーは、2020年11月にジャズからクリーブランド・キャバリアーズにトレードされた直後に契約を解除され、同12月にはロサンゼルス・クリッパーズとエグジビット10契約を結んだものの、開幕前に契約を解除されていた。
ノースカロライナ州シャーロット出身の23歳であるタッカーは、76ersのほか傘下のGリーグチームであるデラウェア・ブルーコーツでもプレイすることになる。
NBAの今季の規定により2ウェイ契約選手のNBAの試合への帯同は50試合が上限とされているが、76ersの発表によれば、タッカーの場合はその数が比例配分され、39試合が上限となる可能性があるという。
76ersは1月18日(同19日)に2ウェイ契約選手だったダコタ・マシアスとの契約を解除していた。76ersの2ウェイ契約選手はタッカーとポール・リードの2選手となっている。