76ersがペイサーズとスパーズとの三角トレードでバディー・ヒールド獲得

坂東実藍 Miran Bando

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2月8日(日本時間9日)、フィラデルフィア・76ersインディアナ・ペイサーズサンアントニオ・スパーズが三角トレードを発表した。

トレード内容は以下のとおり。

76ers獲得

  • バディー・ヒールド

ペイサーズ獲得

  • ダグ・マクダーモット
  • フルカン・コルクマズ
  • 2024年2巡目指名権
  • 2029年2巡目指名権
  • 金銭

スパーズ獲得

  • マーカス・モリス
  • 2029年2巡目指名権
  • 金銭

ヒールドはこの5シーズン強でリーグトップとなる3ポイントショット成功(1240)を記録。この間の3P成功率は39%を上回る。2016-2017シーズンのNBAデビュー以降、ヒールドは1842本の3Pを成功。この間に1800本超を記録したのは、ヒールドのほかにゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーしかいない。

今季のヒールドはペイサーズで52試合に出場(先発28試合)。平均25.7分間のプレイで12.0得点、3.2リバウンド、2.7アシスト、フィールドゴール成功率44.3%、3P成功率38.4%をマークしている。

NBAドラフト2016でニューオーリンズ・ペリカンズに全体6位で指名されたヒールドは、ペリカンズ、サクラメント・キングス、ペイサーズでの7シーズン強で600試合に出場(先発398試合)。平均15.7得点、4.3リバウンド、2.6アシスト、3P成功率40.1%を記録している。

ヒールドは2016-17シーズンのオールルーキー・ファーストチームに選出されており、2020年のオールスターでは3ポイントコンテストで優勝した。

一方、マクダーモットは2021年8月7日(同8日)にペイサーズとのトレードでスパーズに加入して以降、161試合に出場。平均20.1分間のプレイで9.4得点、1.9リバウンド、1.3アシスト、3P成功率42.2%(727本中307本成功)を記録している。

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。