3P好調の八村塁にウィザーズ指揮官は「成長の証」、同僚も「トリプルスレット」

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八村塁

ワシントン・ウィザーズは3月1日(日本時間2日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたデトロイト・ピストンズ戦で116-113と勝利した。試合後、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが、3ポイントショットが好調な八村塁に言及している。

ピストンズ戦で八村は3本の3Pを放ち、すべて成功させた。今季は46本中24本成功で成功率52.2%。ここ8試合は20本中15本成功と絶好調だ。

アンセルドHCは「前にも言ったが、(八村は)自信をもって(3Pを)打っている。チームメイトも彼を信頼しているので、彼を探してパスを出している」と話した。

「スペーシングがしっかりできて、常に打つ準備をしていれば、ボールは回ってくるものだ。そういう状況だったら、どんどん打ってほしい。チームとして大きなことだし、彼の成長の証だ。新たな武器が彼の身についた」。

さらに、アンセルドHCは、八村の3Pの向上が「相手チームの守り方を変えさせる」とし、「現在の成功率を維持するのは難しいが、30%台後半、40%台前半が維持できたら、それはすごく優秀な3Pシューターだ」と続けた。

「(3Pが)キャッチ&シュートの種類だということも大きい。彼がしっかりスペースをつくれば、ボールは回ってくるし、リズムよく打てる。強引な(プルアップ)3Pなどは打っていない。彼は正しい3Pを選んで打っている。そしてコーナーから効率よく決めている。そういう3Pをどんどん打ってほしい」。

また、チームメイトのトーマス・ブライアントは、「塁が優れた3Pシューターだということを知らない人が多いかもしれない。彼自身も気がついていないかもしれない」と述べている。

「でも、彼がどんどん3Pを決めることは、チームにとって貴重だ。彼は相手ディフェンスにとって完全なミスマッチだ。ミッドレンジ、インサイド、そして3Pも武器になった。彼はこれでトリプルスレットだ。すごいことだよ」。

28勝33敗でイースタン・カンファレンスの11位につけるウィザーズは、3月4日(同5日)にホームでアトランタ・ホークスと対戦する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ