WNBA優勝3回のキャンデス・パーカーが引退発表

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4月28日(日本時間29日)、WNBAファイナルMVP受賞2回のキャンデス・パーカーがソーシャルメディアで引退を発表した。

パーカーはインスタグラムで「引退します。私は決してゲームをごまかすことをせず、自分が来た時よりも良い場所にして去ると約束しました。競技者としての自分は常にもう1試合と望んでいます。でも、その時が来ました。私の心と体はそれを知っていましたが、気持ちが受け入れるための時間を必要としたのです」と述べている。

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「16年にわたってバスケットボールをプレイして生活し、あらゆるケガにもかかわらずプレイできたことを感謝しています。この旅路を特別なものにしてくれた家族、友人、チームメイト、ドクター、トレーナー、ファンに感謝します」

WNBAドラフト2008で全体1位指名されたパーカーは、16年のキャリアでリーグを支配してきた。オールスター選出は7回。2016年にロサンゼルス・スパークス、2021年にシカゴ・スカイ、2023年にラスベガス・エイセズと、WNBA史上初となる異なる3チームでの優勝を果たしている。

パーカーはWNBAファイナルMVPを2回受賞(2008年、2013年)。2020年にはWNBA年間最優秀守備選手賞を受賞している。2008年はMVPと新人王をダブル受賞しており、これはWNBAの歴史でパーカーしか達成していない。

現在『NBA TV』と『TNT』でアナリストを務めるパーカーは、「これは始まりです。バスケットボールをした時と同じ集中力と熱心さで、ビジネス、プライベートエクイティ、オーナーシップ(NBAとWNBAの双方のチームのオーナーシップになる予定)、放送、プロダクション、幹部、ビーチバレー、ドミノに取り組んでいます」と話した。

原文:3-time WNBA champion Candace Parker announces retirement(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。