3Pコンテストはカール・アンソニー・タウンズが初優勝|NBAオールスター2022

YOKO B

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2月19日(日本時間20日)にオハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行なわれたNBAオールスター2022のState Farmオールスター・サタデーナイト・『第36回マウンテンデュー・3ポイントコンテスト』で、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズが初優勝を果たした。

3Pコンテストは、持ち時間70秒の間に、3Pラインの頂点と左右のウイング、そしてエンドラインと「マウンテンデュー・ゾーン」の各2箇所を合わせ、合計7箇所のラックから3Pを放って決めた得点を競う。

各ラックに置かれるボールは5個ずつ。3Pライン頂点とウイングの間にあり、3Pラインから6フィート(約180cm)後方にある『マウンテンデュー・ゾーン』のラックのみ、それぞれ『3-Ball』と呼ばれる緑色のボールが1つ配置される。緑色のボールを決めると3点が加算される。

通常ラックのうち4基は、4個の通常ボール(1点)と1個のマネーボール(2点/各ラック5個目のボール)。もうひとつのラックはマネーボールラックとして5個すべてがマネーボールとなる。マネーボールラックは、各選手が好きな箇所に設置できる。通常ボール16個(16点)、マネーボール9個(18点)、3点ボール2個(6点)のすべてを沈めた場合の最高点は合計40点となる。

コンテストは2ラウンド勝ち抜き制。1回戦の上位3人が決勝ラウンドに進む。

ファーストラウンドは、3番手で登場したルーク・ケナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)が28得点を記録。次点は、6番手に登場したカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)と、最後に登場したトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)がともに22得点で続き、この3人がチャンピオンシップラウンドに進出した。

そのほか、5番目に登場したパティー・ミルズ(ブルックリン・ネッツ)が21得点、2番手に登場したCJ・マカーラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)が19得点、1番手で登場したデズモンド・ベイン(メンフィス・グリズリーズ)が18得点を記録した。

チャンピオンシップラウンドでは、1番手のアンソニー・タウンズがウィングのラックを5本すべて、マネーラックでは5本中4本、さらには緑色の『3-Ball』(3点)も沈め、3Pコンテストのチャンピオンシップラウンド史上最多記録となる29得点をマークした。

続くヤングは、『3-Ball』1つとマネーボールを4本決めて食い下がったが、出だしの不調が響いて26得点止まり。3番手のケナードも、最後の最後にマネーボールを4本沈めて26得点をマークしたが、トップバッターで高得点を叩き出して後続の2人にプレッシャーをかけ、序盤のミスを誘ったアンソニー・タウンズが初優勝を飾った。

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【動画】カール・アンソニー・タウンズがセンター史上初の3ポイントコンテスト王者に|NBAオールスター2022

 

 

 

 

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。