【速報】アメリカ代表がイタリア代表に37点差の快勝で準決勝進出|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023準々決勝

及川卓磨 Takuma Oikawa

【速報】アメリカ代表がイタリア代表に37点差の快勝で準決勝進出|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023準々決勝 image

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9月5日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023準々決勝のアメリカ代表対イタリア代表の試合がモール・オブ・アジア・アリーナ(フィリピン・マニラ)で行われ、アメリカが100-63と37点差の快勝を収めて準決勝進出を決めた。

試合序盤から主導権を握ったアメリカは前半を46-24と22点差を付けてイタリアを圧倒。後半に入っても手を緩めるどころか、攻守両面でさらに積極的なプレイを見せて点差を拡大し、第4クォーター序盤にはこの日最大となる41点差をつけて早々と勝負を決めた。

2大会ぶりのベスト4進出となったアメリカは、ミケル・ブリッジズがわずか18分強の出場時間で試合最多の24得点(フィールドゴール8/11、3ポイントショット4/6)、7リバウンド、2スティールとチームを牽引。そのほか、タイリース・ハリバートンが18得点、4リバウンド、5アシスト、オースティン・リーブスが12得点、4リバウンド、3アシストをマークした。チームの3P成功率は47%(17/36)の高確率だった。

敗れたイタリアは、シモーネ・フォンテッキオがチーム最多の18得点、5リバウンド、2スティール、2ブロックとNBA選手の意地を見せたものの、5ファウルで第4Q途中で退場。そのほか、ステファノ・トヌトが11得点、4リバウンド、5アシスト、マルコ・スピスが8得点を記録した。

グループフェーズ2次ラウンド最終戦でリトアニアに敗れたアメリカはグループJ2位で決勝フェーズに進出。この試合に勝ったアメリカは、準決勝(8日)で、6日に行われる準々決勝ドイツ対ラトビアの勝者と対戦する。

敗れたイタリアは、2次ラウンドでセルビア、プエルトリコを連破してグループI首位で勝ち上がってきたもののここで敗退。7日にドイツ対ラトビアの敗者と5-8位決定戦を戦う。

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スコア

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
イタリア 14 10 20 19 63
アメリカ 24 22 37 17 100

ボックススコア

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試合経過・ハイライト

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。

23:20 アメリカが100-63でイタリアに快勝し、準決勝進出!

23:19 スピスがタフスリーを沈めて点差を37に縮小。イタリア、40点差の屈辱を免れると同時に、第4クォーターのスコアで19-17とアメリカを上回り、意地を見せる。

23:13 リーブスのドライブからアシストを受けたケスラーがリバースダンクを決める!

23:09 ハリバートンが3連続スリーを決めて41点差に(92-51)。

23:07 21歳のプロチダがスティールから豪快な速攻ダンクを叩き込む!

23:05 フォンテッキオ、5ファウルで退場。24分のプレイで18得点、5リバウンド、2スティール、2ブロック。

23:03 第4クォーター開始。

△第4クォーター

23:00 ハリバートンがスティールし、股の間を通すアリウープパスからバンケロがダンクを決めて第3クォーター終了。アメリカ83-44の大量リード。

22:59 アメリカ、守備で2回連続24秒バイオレーションを獲得。イタリアにシュートを打たせない。

22:54 イングラムの速攻ダンクに正面から果敢に止めに行ったメッリ、イングラムの左手が顔面に当たってフロアに倒れ込む。審判によるビデオレビューの結果、イングラムのアンスポーツマンライクファウルの判定に。

22:50 タイムアウト明けの守備でバンケロがスティールから速攻レイアップ。さらにトヌトのレイアップをバンケロが後ろからブロック、速攻に転じたアメリカはリーブスがスリー。アメリカが早くもとどめを刺す勢いで攻め立てる。

22:48 イングラムの得点で30点リード。さらにリーブスのリバウンドからバンケロ、ポーティスの速攻が決まる。第3Q残り4分42秒でアメリカが68-36とリード。イタリアはタイムアウト。

22:45 ブリッジズがまたもや3ポイントショットを成功。今度は胸の前で小さく3本指を突き出すポーズ。続いてスティールから相手のファウルを引き出し、フリースロー2本を成功。さらにステップバックジャンパーも沈めて自身24点目。

22:41 フォンテッキオがスティールから速攻ダンク!!

22:40 ブリッジズが後半も好調。最初の左コーナーからの3ポイントショットを沈めるも、その後、3本指を突き出すセレブレーションをイタリアベンチに向けて行なったため、テクニカルファウルを取られる。

22:39 フォンテッキオのダンクをハートがファウルで止める。フォンテッキオはフリースロー2本とも成功。

22:38 アメリカボールで後半スタート。両チームとも先発メンバーがスタート。

△第3クォーター

前半スタッツ

  • アメリカ:ブリッジズ14得点6リバウンド、ブランソン7得点2アシスト、ハリバートン6得点3リバウンド3アシスト、リーブス5得点2リバウンド
  • イタリア:トヌト7得点3アシスト、フォンテッキオ6得点4リバウンド、メッリ5得点6リバウンド

22:23 前半終了、アメリカが46-24と22点の大量リードでハーフタイムへ。

22:20 前半残り20.2秒の場面でエドワーズがポロナラにシューティングファウル。アメリカがタイムアウト。エドワーズはテクニカルファウルを取られる(ダトメがFT成功)。ポロナラのFTは2本目のみ成功。

22:19 ハリバートンのミスショットに飛びついたリーブスがそのままプットバックダンクを叩き込む!!

22:18 ブリッジズが止まらない。右コーナーからギリギリの位置から3ポイントをねじ込み早くも14点目。

22:15 エドワーズがドリブルで揺さぶってゴール下のバンケロにナイスパス。イージーダンク。イタリアはシュートがなかなか決まらない。ハリバートンも左コーナーから3ポイントを沈める。

22:13 スピスの3ポイントをブロックしたブリッジズ、攻撃に転じて速攻で3ポイントを沈める。アメリカがダブルスコアのリードを奪う(36-18)。

22:11 ブリッジズが速攻からやや強引に攻め込んでレイアップをねじ込み、アンドワン。フリースローも決める。続いてブランソンもコーナーから鋭く切れ込んでレイアップを放ったところで相手のファウルを誘う。イタリアがタイムアウト。前半残り4分14秒。

22:06 トヌトのナイスパスからメッリがダンクを叩き込む! イタリア18-28アメリカ。

22:05 アメリカ選手交代。ファウルトラブルのジャクソンJr.を含む先発メンバーをコートに戻す。

22:03 第2クォーター開始。 

△第2クォーター

22:01 第1クォーター終了。アメリカが24-14とイタリアを10点リード。

22:00 ハリバートンがディフェンスを引き付けてナイスパスを連発。ポーティスのダンクに続いてバンケロのゴール下ショットをアシスト。

21:58 タイムアウト明けの攻撃でフォンテッキオが巧みな個人技。ステップバックからスリーをねじ込む。

21:56 リーブスが巧みなステップバックスリーを沈める。イタリアはタイムアウト。第1Q残り2分4秒でアメリカ20-11イタリア。

21:54 イングラムのフリースロー、ハリバートンの3ポイントショットでアメリカが連続得点。ベンチメンバーの活躍でアメリカが14-8とリードを広げる。

21:44 ジャクソンJr.が試合開始からわずか2分強で2回目のファウルを犯してバンケロと交代。

21:40 試合開始!

△第1クォーター

19:36 準々決勝第1試合でセルビアがリトアニアに87-61で勝利し、準決勝進出一番乗り。セルビアは、準決勝でカナダ対スロベニアの勝者と対戦する。

△試合前

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スターター

イタリア代表

  • G スピス
  • G トヌト
  • F フォンテッキオ
  • F メッリ
  • F ポロナラ

アメリカ代表

  • G ブランソン
  • G エドワーズ
  • F ブリッジズ
  • F ハート
  • C ジャクソンJr.

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※以下、試合前時点の情報。

試合概要・対戦カード・日程・会場

  • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023
  • 対戦カード:イタリア代表 vs アメリカ代表
  • 日程:9月5日(火)21:40ティップオフ予定
  • 会場:モール・オブ・アジア・アリーナ(フィリピン・マニラ)

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放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:なし
  • インターネット:DAZNCourtside 1891

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

FIBAランキング

  • イタリア:10位
  • アメリカ:2位

※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧

 イタリア代表選手一覧

No. 選手 Po. 身長 年齢 所属
0 マルコ・スピス G 184 28 Umana Reyer Venezia
7 ステファノ・トヌト G 196 30 AJX Olimpia Milano
9 ニコロ・メッリ F 205 32 AJX Olimpia Milano
13 シモーネ・フォンテッキオ F 201 27 ユタ・ジャズ
17 ジャンパオロ・リッチ PF 200 31 AJX Olimpia Milano
18 マッテオ・スパニョーロ G 194 20 ALBA Berlin
33 アキレ・ポロナラ F 205 31 Segafredo Virtus Bologna
35 ムハメト・ジュフ C 208 21 Rio Breogan
40 ルカ・セベリニ PF 204 27 Bertram Derthona Basket
50 ガブリエレ・プロチダ SF 200 21 ALBA Berlin
54 アレッサンドロ・パジョラ G 194 23 Segafredo Virtus Bologna
70 ルイージ・ダトメ F 203 35 AJX Olimpia Milano

※No.=背番号、Po.=ポジション。

アメリカ代表選手一覧

No. 選手 Po. 身長 年齢 所属
4 タイリース・ハリバートン G 196 23 インディアナ・ペイサーズ
5 ミケル・ブリッジズ F 198 27 ブルックリン・ネッツ
6 キャム・ジョンソン F 203 27 ブルックリン・ネッツ
7 ブランドン・イングラム F 203 25 ニューオリンズ・ペリカンズ
8 パオロ・バンケロ F 208 20 オーランド・マジック
9 ボビー・ポーティス F 211 28 ミルウォーキー・バックス
10 アンソニー・エドワーズ G 193 22 ミネソタ・ティンバーウルブズ
11 ジェイレン・ブランソン G 188 27 ニューヨーク・ニックス
12 ジョシュ・ハート F 193 28 ニューヨーク・ニックス
13 ジャレン・ジャクソンJr F 208 23 メンフィス・グリズリーズ
14 ウォーカー・ケスラー C 213 22 ユタ・ジャズ
15 オースティン・リーブズ G 196 25 ロサンゼルス・レイカーズ

※選手名の前の数字は背番号。カッコ内は左からポジション、身長、現所属。

コーチングスタッフ

  • ヘッドコーチ:スティーブ・カー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
  • アシスタントコーチ:エリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)
  • アシスタントコーチ:タロン・ルー(ロサンゼルス・クリッパーズ)
  • アシスタントコーチ:マーク・フュー(ゴンザガ大学)

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。