3月3日(日本時間4日)、NBAは、2021年NBAライジングスターズに選出された20選手を発表した。ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁が、昨シーズンに続いてワールドチームに選ばれている。
トップクラスの若き才能たちによるショーケースであるライジングスターズは、オールスターイベントのすべてを1日で行なう今シーズンは実施されないものの、NBAは例年通り、リーグでプレイする1年目、2年目の選手たちを対象に、アメリカとそれ以外の国から各10名を選出した。
八村は2度目のライジングスターズ選出となり、日本人選手として再び、史上初の快挙を果たした。今季は平均12.6得点、5.5リバウンド、1.8アシスト、フィールドゴール成功率45.6%を記録している。
ライジングスターズのロスターを選ぶのは、NBA全30チームのアシスタントコーチたちで、それぞれが投票権を持ち、フロントコートとガードの各4選手と、ポジションに関係なく2選手に投票する。1年目と2年目の選手を最低3名ずつ含めなければならず、自軍選手は投票対象外となる。
U.S.チーム(アメリカ出身選手チーム)には、オールスターゲームに初選出されているザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)のほか、今季2度の月間最優秀新人に選出されたラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)やタイリース・ハリバートン(サクラメント・キングス)などが選出された。
一方のワールドチーム(米国外出身選手チーム)には、ウィザーズから八村塁(日本出身)とデニ・アブディヤ(イスラエル出身)が、また、カナダ出身の選手が6人(ニキール・アレクサンダー・ウォーカー、RJ・バレット、ブランドン・クラーク、ルーゲンツ・ドート、マイカル・モルダー)選ばれている。
ライジングスターズに選出された20選手は以下の通り。
2021 ライジングスターズ ロスター
U.S.チーム
ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ/新人)アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/新人)
タイリース・ハリバートン(サクラメント・キングズ/新人)
タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート/2年目)
ディアンドレ・ハンター(アトランタ・ホークス/2年目)
ケルドン・ジョンソン(サンアントニオ・スパーズ/2年目)
ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ/2年目)
マイケル・ポーターJr.(デンバー・ナゲッツ/2年目)
ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ/2年目)
ジェームズ・ワイズマン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/新人)
ワールドチーム
プレシャス・アチウワ(ナイジェリア出身/マイアミ・ヒート/新人)ニキール・アレクサンダー・ウォーカー(カナダ出身/ニューオーリンズ・ペリカンズ/2年目)
デニ・アブディヤ(イスラエル出身/ワシントン・ウィザーズ/新人)
RJ・バレット(カナダ出身/ニューヨーク・ニックス/2年目)
ファクンド・カンパッソ(アルゼンチン出身/デンバー・ナゲッツ/新人)
ブランドン・クラーク(カナダ出身/メンフィス・グリズリーズ/2年目)
ルーゲンツ・ドート(カナダ出身/オクラホマシティ・サンダー/2年目)
八村塁(日本出身/ワシントン・ウィザーズ/2年目)
テオ・マレドン(フランス出身/オクラホマシティ・サンダー/新人)
マイカル・モルダー(カナダ出身/ゴールデンステイト・ウォリアーズ/2年目)