3月2日(日本時間3日)、NBAは7日(同8日)にジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナで開催されるNBAオールスター2021内の『AT&Tスラムダンク』(スラムダンクコンテスト)に、ポートランド・トレイルブレイザーズのアンファニー・サイモンズ、インディアナ・ペイサーズのキャシアス・スタンリー、ニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンの3選手が出場することを発表した。
第36回目となるダンクコンテストは、同日に開催される第70回NBAオールスターゲームのハーフタイムに行なわれる。
2021年スラムダンクコンテスト出場者
アンファニー・サイモンズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ):身長191cmのガード。2018年NBAドラフト1巡目24位でブレイザーズに指名されてNBA入し、今季が3年目。今季は1試合平均8.2得点、自己最多となる3ポイントショット成功率40.7%を記録している。
キャシアス・スタンリー(インディアナ・ペイサーズ):身長196cmの新人ガード。2020年NBAドラフト2巡目54位でペイサーズに指名され、2ウェイ契約を結んでいる。2020年NBAドラフトコンバイン(ドラフト候補の身体能力測定会)で2000年以降歴代3位タイとなる垂直跳び44インチ(約112cm)を記録した。
オビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス):身長206cmの新人フォワード。2020年NBAドラフト1巡目8位でニックスに指名された。大学2年目のシーズンとしてデイトン大学でプレイした昨季はNCAA最多のダンク数を記録し、年間最優秀選手に選出された。
審査員
ダンクコンテストの審査員は、ドミニク・ウィルキンズ(1985、1990年ダンク王)、ディー・ブラウン(1991年ダンク王)、ジェイソン・リチャードソン(2002、2003年ダンク王)、ジョシュ・スミス(2005年ダンク王)、スパッド・ウェッブ(1986年ダンク王)の5人が務める。ウィルキンズ、スミス、ウェッブの3人はアトランタ・ホークスの選手としてダンクコンテストで優勝しており、リチャードソンは2003年のアトランタでのダンクコンテストで優勝を果たしている。
ルール
ダンクコンテストは2ラウンド制で行なわれる。1回戦で3人の出場者が各2回の試技を行なう。5人の審査員はそれぞれ、各ダンクについて6~10点の採点を行なう(満点は50点、最低点は30点)。2回の試技の合計点(最高100点、最低60点)の高い2選手が決勝ラウンドへ進出する。
決勝ラウンドでは、2選手がそれぞれ1本のダンクを披露する。5人の審査員はどちらのダンクがより優れていたか審議し、勝者の名前を書いたカードを揚げて発表する。