コービー・ブライアントが自身のSNSに動画を投稿し、2019年9月に中国で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップのグローバル・アンバサダーに就任したことを発表した。
▶FIBAバスケットボールワールドカップ2019観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
World, I've been watching! You want the #FIBAWC 🏆? Come and get it in China. #MambaMentality pic.twitter.com/QP4opTMeYi
— Kobe Bryant (@kobebryant) 2018年10月31日
「世界よ、俺が見ているぞ。ワールドカップのタイトルがほしいか? ほしければ中国まで獲りに来い!」
ブライアントは大会に出場する国々に対して、チームや選手ひとりひとりが自信を持って戦うように働きかけた。アメリカ代表で残した成果により、ブライアントは国際舞台で優勝することを語れる数少ないアスリートとして、中国をはじめ世界中から認められている。アメリカのバスケットボールファンであれば、大荒れの時代を経てブライアント在籍時に26勝0敗を記録した代表チームの歴史を容易に振り返ることができるだろう。
世界の舞台でアメリカ代表の誇りを取り戻すことが厳命された2008年北京オリンピックアメリカ代表のロースター、「復権チーム」の時代から10年が経った。
「復権チーム」とは、もともとは1992年バルセロナオリンピックに出場したドリームチームにつけられた愛称だ。
(オリンピックにプロ選手の出場が許可されたルール変更に伴い)バスケットボール界のスーパースターが集められた1992年のチ-ムは、あのマイケル・ジョーダンを含め歴代最高とも目される選手たちでロスターが埋められた。忘れられがちだが、1992年のアメリカ代表は、1988年の(ソウル)オリンピックで銅メダルに終わった失敗を取り返す「復権チーム」だったのだ。
1992年以降も数々の国際大会が行われたが、アメリカ代表は単純な方程式を踏襲した。NBAオールスター級の選手を集め、そのタレント力で大会を勝つのだ。しかし、「復権チームが暴れ回った」2008年のオリンピックの頃には、想像もつかない事態が生じていた。世界中でバスケットボールの競技人口が爆発的に増加したことで、アメリカと他国間のタレント力の差が急激に縮まったのだ。もう「ドリームチーム」という触れ書きは適当でなくなってしまった。
2004年のアテネオリンピックで、アメリカはグループリーグでプエルトリコとリトアニアに敗れた。ギリシャとオーストラリア、アンゴラには勝って3勝2敗でグループを通過した。準々決勝でタレント揃いのスペインを下したとき、多くの人はグループリーグでの敗戦を過去のものにしたと信じたことだろう。だが、不運なことに準決勝でマヌ・ジノビリを擁するアルゼンチンと当たり、8点差をつけられて敗れた。アメリカは3位決定戦でリトアニアを下して銅メダルを獲得した。
ティム・ダンカン、レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、カーメロ・アンソニー、アレン・アイバーソン、アマーレ・スタウダマイヤー、ショーン・マリオンその他NBAのオールスター選手を集めたチームは、一つの大会で3敗を喫した。
多くの評論家は、チームの若手選手たちが息を合わせられず、(しばしば槍玉に挙げられる)アイバーソンとステフォン・マーブリーが引き起こした分裂によってスーパースターたちが能力とリーダーシップを発揮できなかったことを敗因として説明した。
(中編へ続く)
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
● ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
● DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
● DAZNでF1放送を視聴する方法は?
● 【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
● ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
● MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン