無得点から自己最多タイの30得点を達成の八村塁 「切り替える必要があった」

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1月22日(現地時間21日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたオーランド・マジック戦で途中出場し、自己最多タイとなる30得点を記録した。チームは138-118で勝利している。

3日前のニューヨーク・ニックス戦で今季初めて得点がなかった八村だが、この日は第2クォーター残り8分44秒に4本目のフィールドゴール試投となった3ポイントショットを成功。さらに同8分11秒にも2本連続で3Pを沈めた。

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すると、第2Qだけで10得点をあげた八村は、第3Qにも3P1本を含むFG6本中5本成功で11得点、第4QにFG8本中4本成功、フリースロー2本中1本成功で9得点をマーク。30得点は今季2回目、通算4回目となる自己最多タイの数字だ。

試合後、八村は「(自己最多更新に)1得点足りなかったけど、良い勝利を収めることができた。僕にとって前の試合はタフな試合だったので、今日なんとか切り替えたかった。結果が出せて良かった」と述べている。

「今日の試合まで中2日あったので、メンタル的に切り替える必要があった。練習で(修正点に)取り組んだ。映像を見て、コーチ陣と話し合うことで、切り替えることができた」

「みんながボールをよくシェアした。それができればこのオフェンスはしっかりと機能するので、シェアし続けないといけない」

一方、ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「素晴らしかった」と、八村を称賛している。

「ベンチスタートからの積極的なプレイが光った。ショットが1、2本決まって、どんどん波に乗っていった。3Pが決まったことで、相手は彼を3Pラインから弾き出そうとした。それで彼はミッドレンジ(からのショット)に切り替えた。バランスよく攻めた。持ち味のプルアップジャンパーを生かした。積極的なプレイぶりが良かった。

同HCは「スペーシングが良かったので常にいるべきところにいた。(チームメイトの)ドライブからのキックアウトを生かした。コーナーから(3Pを)決めきった。スロット(ウィングとトップの間)からも躊躇(ちゅうちょ)せず打った。ニックス戦ではスロットから打つべきショットを2本見送ったが、今日は1本目(の3P)をしっかり決めたので、そこから自信を持ってプレイした」と話した。

「昨シーズン、彼の3Pが成長して、高確率で決められるようになった。相手が彼の3Pを警戒するようになった。彼を3Pラインから弾き出そうとするようになった。それによりドライブがより効果的になった。今まで以上にリバウンドからプッシュすることも意識するようになった。ニューヨークでは苦戦したが、今日はしっかりと切り替えて活躍した」

2連勝で20勝26敗としたウィザーズは、25日午前10時(現地24日)、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦。ここからロード5連戦に臨む。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ