復帰間近の「ステフィン・カリーに頼りすぎるな」と同僚のクレイ・トンプソンが注意喚起

Tom Webber

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ステフィン・カリーは、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ニューオーリンズ・ペリカンズの第2戦に復帰する予定だ他、チームメイトのクレイ・トンプソンはあまり彼に頼りすぎないようチームメイトに忠告している。

2度MVPを獲得したことがあるカリーは内側側副靱帯の捻挫で3月23日(足首の怪我から復帰したい試合)以来プレイしておらず、4月28日(日本時間29日)のペリカンズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦を欠場。試合はウォリアーズが123-101で勝利している。

30歳のカリーは次の試合にホームのオラクル・アリーナで復帰をする予定だ。

「自分次第なのであれば、先日20分くらいはプレイしただろう。今の所は5月1日(日本時間2日)に復帰する予定だが、最終的にはトレーニングスタッフ次第だ。僕自身の感触は良い」。

サンアントニオ・スパーズに4勝1敗で勝利した第1ラウンドに比べて、ペリカンズの第1戦はペースが非常に速かったことをトンプソンは指摘し、カリーが復帰してからも頼りすぎることの危険性を喚起した。

第1戦で22本中10本のシュートを決め、チーム最多となる27得点を記録したトンプソンは「決して楽ではないが、プレイオフ中にステフなしでもいいプレイができており、彼の不在に適応できている」と話した。

「彼が1日(同2日)に復帰できることを望んでいるが、復帰したとしても彼がいない時と同じ意識を持つことが大切だ。彼ほどの選手が復帰すると、よりリラックスしてしまうのは通常な反応だ。そうならないように、ステフ頼みにならないようにしなければならない。

彼にはなんども助けられているが、我々はとても層が厚くプレイメイカーも多い。ステフが復帰するからって安心してはいけない。彼が復帰することで大幅な戦力アップとなるが、リラックスしてはいけない」。

ドレイモンド・グリーンがトリプルダブル(16得点、15リバウンド、11アシスト)を記録するなか、26得点、13リバウンドを記録したケビン・デュラントはカリーの復帰を待ち望んでいるようだ。

デュラントは「彼は僕が知っている選手のなかでもかなりこのゲームを愛しているだけに、メンタル面がどうか気になっているんだ」とコメントした。

「プレイできていないことをどう感じているのか心配だ。でも彼は練習や試合前のワークアウトではとても良さそうだよ。プレイしているときはもうゲームプランがあるから彼のことは考えていなかったけど、第1ラウンドが終われば彼の復帰が近いこともわかっていた。

彼の復帰はとても楽しみだ。彼が愛しているバスケットボールをまたプレイできることがとても嬉しいよ」。

原文:NBA playoffs 2018: Stephen Curry plans Game 2 return, Klay Thompson tells Warriors 'don't relax'
翻訳:Reo Onishi

Tom Webber