復帰後より積極的な八村塁について指揮官「攻守で貢献できることが一番大事」

YOKO B

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ワシントン・ウィザーズの八村塁は、11月19日(現地時間18日)のマイアミ・ヒート戦で右足首を負傷し、12月23日(現地22日)のユタ・ジャズ戦で復帰して以来、16試合欠場のブランクを感じさせない活躍を見せている。

復帰戦となったジャズとの試合では7得点、7リバウンド、24日(現地23日)のサクラメント・キングス戦では21得点、5リバウンド、4アシスト、28日(現地27日)のフィラデルフィア・76ers戦で14得点を記録。そして、29日(現地28日)のフェニックス・サンズ戦で八村は、フィールドゴール13本中11本成功(84.6%)で自己最多タイ&チーム最多の30得点をマークした。

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八村は、31日(現地30日)に行われたオーランド・マジック戦でも16得点、7リバウンドを記録し、チームの4連勝に貢献。八村が復帰して以来、ウィザーズは4勝1敗の戦績となっている。

119-110でマジック戦に勝利した試合後、ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「塁は今、よりフィジカルに、より積極的にプレイしている」と話した。

「今日はシューティングの調子があまり良くはなかったが、ほぼ正しい判断でプレイをしていたと思う」

16得点ながら、3ポイントショット成功は5本中1本のみでFG14本中6本成功(42.9%)と、確かにこの日の八村のシュートタッチは必ずしも良くはなかった。しかし、オフボールでインサイドへカットし、速攻で先陣を切って走ってチャンスを作り、さらにリバウンド(7)やアシスト(1)でチームに貢献するなど、攻守両面で積極的な姿勢を崩さなかった。

「ベンチスタートとして、出場したらすぐに貢献したいという気持ちが伝わってくる」と、アンセルドJr.HCは八村のその積極的な姿勢について話している。

「彼は、自分の今の役割を理解していると思う。彼には試合でインパクトをもたらす能力があるし、先日の試合(サンズ戦)で見せたように得点力もある。攻守で貢献できることが最も大事なことなんだ」

マジックに勝利し、4連勝となったウィザーズは、1月2日午前10時(現地1日)にウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスと対戦する。

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YOKO B

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。