6月1日（日本時間2日）、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたNBAファイナル2023第1戦は、デンバー・ナゲッツが104-93でマイアミ・ヒートに勝利した。
ナゲッツのニコラ・ヨキッチは27得点、10リバウンド、14アシストを記録。NBAファイナルデビューをトリプルダブルで飾っている。
試合後、ヨキッチが報道陣の質疑に応じた。
――ナゲッツに史上初のファイナル、当然あなたにとっても初のファイナルだった。どういう心境だった？
正直、始めるのが待ちきれなかった。普通じゃない感じがしていたからだ。それ以外は感じていなかった。昨日のメディアーも、その前の日も、みんながより大きなことにしているような感じだった。
試合が始まってみたら、本当にやりやすかったよ。
――もちろん得点もショットも多かったが、前半はショットを打つまで少しかかった。ハーフタイムの時点で3本だったと思う。あなたにとって珍しいことではないと知っているが、相手守備を読んで対応したからというだけなのだろうか？
まさにそうだよ。僕は決して無理強いをしない。何人か好調だった。アーロン・ゴードンは本当に良いプレイをしていた。そこで僕らにアドバンテージがあったんだ。
僕はただ、試合展開に応じるだけさ。
――驚かされたとまでいかずとも、守備で相手はいろいろと混ぜてきたと思うか？
それが彼らだ。だから素晴らしいんだよ。彼らは本当に知的なんだ。全員が何をやっているか理解している。倒すのが大変なチームだよ。試合を通じて同じプレイを続けるし、本当に、本当に賢いからだ。
――あなたは、自分たちが美しいバスケットボール、素晴らしいバスケットボールをしていると言った。全員が無私無欲のバスケットボールをし、ボールを動かして、オープンな選手を見つけ、あなたが定めた調子についてきたことに、どれだけの誇りを感じているか？
僕はそんなこと言っていない。僕たちは良いバスケットボールをしていると言ったんだ。美しいバスケットボールや素晴らしいバスケットボールじゃない。
バスケットボールをすることで学んできたんだ。誰が攻めてくるか分からず、全員がボールを動かしたり、何かをしていて、守り方が分からないと、本当に守るのが難しい。僕たちは本当にナイスなバスケットボールだと思うし、全員がそう思っている。
チームのためにそれをしたのが自分かは分からない。でも、全員が受け入れ、貢献したと思う。
