八村塁欠場のウィザーズが連敗脱出 サンズを下して11戦ぶりの勝利

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12月20日(日本時間21日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで行われたワシントン・ウィザーズ対フェニックス・サンズの一戦は、113-110でウィザーズが勝利した。八村塁は右足首の負傷で16試合連続の欠場となっている。

ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチによると「non-COVID illness(新型コロナウイルス関連ではない体調不良)」でクリスタプス・ポルジンギスが欠場したウィザーズは、第3クォーターに最大17点差をつけるも、2点差まで追い上げられて迎えた第4Q中盤に10点のビハインドを背負う。

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だが、4点差まで挽回したウィザーズは、残り3分39秒のディアンドレ・エイトンのタージ・ギブソンに対するチャージング以降、連続9得点をマーク。再び逆転すると、残り13.3秒にブラッドリー・ビールが2本のフリースローを沈めて5点差とし、連敗に10で終止符を打った。

11月28日(同29日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦以来となる白星を手にしたウィザーズ(12勝20敗)は、カイル・クーズマが29得点、6リバウンド、6アシスト、ビールが27得点、6リバウンド、6アシスト、デニ・アブディヤが16得点、10リバウンド、ダニエル・ギャフォードが12得点、9リバウンドを記録している。

アンセルドHCは「大きな一歩だ」と、勝利を取り戻したことを喜んだ。

「選手たちはハードなプレイを続けた。(連敗が)競争心に影響することはなかったよ。時には自分で運を引き寄せるものだ。いくつかのハッスルプレイや五分五分のボール、タージによるテイクチャージなど、ああいったプレイで抜け出せるものなんだ。選手たちのことをうれしく思う。安堵し、同時に喜んでいるのを知っている」

一方、そけい部の痛みでデビン・ブッカーが2試合連続で欠場したサンズ(19勝13敗)は、ランドリー・シャメットが自己最多となる3ポイントショット9本成功で今季自己最多の31得点、5アシスト、ディアンドレ・エイトンが30得点、13リバウンド、クリス・ポールが12得点、11アシスト、ミケル・ブリッジズが10得点、デュエル・ワシントンが10得点をマークした。

モンティ・ウィリアムズHCは「第4Qに守備が崩れて33得点を許した。ターンオーバーから25得点をあげられている」と述べている。

「あれで泥沼にはまったようなものだ。今夜は悪かったのは攻撃ではなく守備だよ」

「少し疲れていると思う。いくつかショットを外し、終盤に実行できなかった」

西地区でのロード6連戦中のウィザーズは、22日(日本時間23日)にユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナでユタ・ジャズと対戦する。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ