八村塁「ディフェンスで貢献したことでプレイタイムを多くもらえた」|サンダー戦後一問一答(3月2日/現地1日)

YOKO B

八村塁「ディフェンスで貢献したことでプレイタイムを多くもらえた」|サンダー戦後一問一答(3月2日/現地1日) image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、3月2日(現地1日)に敵地のペイコム・センター(オクラホマシティ)で行われたオクラホマシティ・サンダー戦後にメディアの取材に応じた。

この試合で八村は、27分間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール6本中3本成功、フリースロー2本中2本成功の9得点、9リバウンド、3ブロックを記録。チームは123-117で勝利している。

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以下、八村の試合後の一問一答(前半は英語での質疑応答の翻訳、後半は日本語での質疑応答。質問は要約)。


ディフェンシブリバウンドでもっと積極的にいってほしいと言われた

(レイカーズの番記者に英語で対応)

——今日は3オフェンシブリバウンドを含む9リバウンド、3ブロックの活躍で、勝利を引き寄せた。

八村:数日前にコーチと話して、ディフェンシブリバウンドでもっと積極的にいってほしいと言われたんです。だから今日は、ディフェンシブリバウンドにもっと絡んでいこうと思ったし、オフェンシブリバウンドにも絡んでいこうと思いました。その点ではかなり良かったと思いますし、それでチームの勝利に貢献できたと思います。

——レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス(AD)、ディアンジェロ・ラッセルの3人が不在のなかで、勝つためには必要なことは何か。

八村:彼らがいない状況ではディフェンスが鍵だと思います。

——レイカーズに移籍してからチームの状況が常に変化していてその都度アジャストを強いられているが、どんな感じか。チームメイト同士の話し合いは建設的でポジティブだとは聞いているが。

八村:それはそうですね。でも、この環境にやって来て一緒にプレイするのは誰にとっても簡単なことではありません。コート上でもコート外でも、とにかく団結することが大切だし、ケミストリーを築き上げることがとても重要です。まだ1週間か2週間しか経っていないのがクレイジーですよね。試合はもうそんなに残っていないので、試合に勝つためにはケミストリーがとても重要な鍵になっていくと思います。

——コートの内外であなたにとって重要な存在になっているチームメイトは?

八村:全員です。みんなで話をするし、常にコミュニケーションを取っていて、それは良いことだと思います。もちろん、最初はすぐにはうまくいかないかもしれないですが、だからこそコミュニケーションを取ってより良いチームにするために努力をしています。僕らはこれからも努力し続けなくちゃいけないんです。

ディフェンスで貢献したことでプレイタイムを多くもらえた

(日本メディアに日本語で対応)

——今日の試合内容を振り返って。

八村:最近ちょっとオフェンスにあまり絡めてなくて、あまりリズムも掴めていないんですけど、今日はディフェンスとかリバウンドで貢献してプレイタイムを多くもらえたので、そういうところでコーチからもっと信頼されて、もっとプレイタイムをもらえるように取り組んでいきたいなと思いました。

——マインドセットはどう変えていこうとしているのか。

八村:僕のコーチ(フィル・ハンディー)と毎日のように、どうやってもっとチームに絡んでいくかってことをずっと話しているんです。そこでひとつコーチ陣から出てきたのが、ディフェンシブリバウンドでもっと積極的にいってほしいって話だったんです。それで、そこを意識してプレイしたのはありましたし、あとは、今日はディフェンスでもしっかりとできた部分があって、とても良かったんじゃないかなと思います。

——前半はリズムに乗れない様子だったが、後半は、特にリバウンドやブロックから流れを変えて、逆転につなげたりリードを広げたりと貢献していた。

八村:そうですね。前半で全然あまりインパクトを与えられなくて、その分、後半は切り替えていこうと思って入ったことで、流れを変えられたんじゃないかと思うので、良かったです。

——レブロンやADらが欠場するなかでチームとしてはなんとかして勝ちたい気持ちがあったと思うが、勝利に貢献できた満足度は?

八村:今日は試合の最後まで残ってプレイできましたし、そういうところでコーチ陣からも信頼されて出してもらえたと思うので、これからもっと活躍してプレイタイムをもっともらえるようになると、オフェンスにも絡んでいけるんじゃないかと思っています。

取材・一問一答構成:YOKO B


レイカーズは次戦、3月4日 午後12時30分(現地3日)にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。