今年は“ウォジュ漏れ”なし ESPNがNBAドラフトの情報漏洩を自制

Thomas Lott

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ここ数年、スポーツ記者のエイドリアン・ウォジュナロヴスキーが、NBAドラフトがテレビで生中継されるよりも前に、Twitterなどで事前に情報を漏らしてしまうという現象“ウォジュ漏れ”が発生していた。それを期待しているファンも多かったのだが、今年はどうやら様子が違うようだ。

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オーフル・アナウンシングによると、ESPNは自社のリポーターに対し、今年はドラフトの生中継前に指名選手等の情報を公開することを禁止しているという。

NFLドラフトの情報に関してはすでに厳しく制限されており、NFLネットワークとESPNは、毎年、正式にドラフト会議で発表されるまでは何も発言しないと秘密保持の取り決めをしている。対して、NBAドラフトについては、従来ESPN関係者(少なくともドラフト中継に直接関わらない人たち)は情報を入手次第、SNSに投稿するなど、自由にその情報を扱うことができた。

NBAドラフトの“ウォジュ漏れ”を期待していたNBAファンには重大な問題だ。昨年のNBAドラフト開催時は、Yahooスポーツで働いていたウォジュナロヴスキー。彼はほぼ全ての速報を、テレビ中継で発表される前にTwitterで発信していた。

しかし2017年ドラフトが終了して間もなく、ウォジュナロヴスキーはESPNに雇われ、今年のドラフトについてはSNSでの発信を原則禁止されてしまった。

ただし、全てのリポーターが何も発言できなくなったというわけではない。今回のSNS禁止通達は、NBAと大型の放映権契約を結んでいるESPNに限るもので、NBAがESPNに対し、情報漏洩を自制するよう要求したのではないかと、オーフル・アナウンシングはふんでいる。

しかしこれに合わせ、Yahooスポーツやターナーなど、多くのメディアがSNSの自制に同意しているという。

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原文:NBA Draft 2018: There will be no 'Woj bombs' on picks, report says

翻訳:Yuri Kondo

Thomas Lott