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ミルウォーキー・バックスのガード、スターリング・ブラウンが、今年始めに過度な武力を行使され、逮捕されたことで、ミルウォーキー警察を相手取り民事訴訟を起こした。
19日、ウィスコンシン州の地方裁判所に告訴されたのは、ミルウォーキー警察のアルフォンソ・モラレス署長と他8名の警官だ。40ページに及ぶ訴状には、1月26日、ドラッグストアの外で障害者用の駐車スペースに車を停めていたブラウンに対し、タックルしてテザー銃を使用した警察が、米憲法修正第14条を犯したと書かれている。
「被告は、米憲法修正第14条で平等に守られるべきブラウン氏の権利を侵害した。人種によってブラウン氏を不当に差別し、駐車違反切符を切る代わりに、ブラウン氏を長時間引き留めて質問し、違法な行き過ぎた武力を行使し、ブラウン氏を逮捕、拘束するに至った」。
ミルウォーキー警察のボディカメラ映像が5月に公開されてから、この事件は広く周知され、多くの人たちから怒りが噴出した。映像を見ると、ブラウンは倒される前に警官の指示に従っていたからだ。
映像の公開後、モラレス署長は次のような声明を発表した。「関与した警官たちは、不適切な行為により、懲戒処分としました。この事件が世間を騒がせてしまったことを、お詫びします」。
弁護士は先月、ブラウンがこの事件の詳細を明らかにするべく、訴訟を起こす予定だと述べた。
「僕が1月にミルウォーキー警察から受けた仕打ちは、誰の身にも起こってはいけないことでした」。ブラウンは先月、バックスが出した声明文の中でこう述べた。「違反切符を切るという単純な行為が、脅迫的な行動に変わる必要はあったのでしょうか。その後も、手錠やテザー銃などの違法な武力が行使され、不当逮捕に至りました」。
「ミルウォーキー警察との経験で僕は奮起し、将来もこのような不平等が起こることを防ぐため、この事件を人々に伝えていく決心をしました」。
原文:Bucks' Sterling Brown files federal civil rights lawsuit against police, city of Milwaukee
翻訳:Atsuko Sawada
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