リーグ全体のタレントについてステフィン・カリー「おそらく史上最高レベル」|NBAオールスター2022

YOKO B

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ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)

2月20日(日本時間21日)にオハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで開催される第71回NBAオールスターゲームに向けて、19日(同20日)には前日練習が行われ、チーム・レブロンのメンバーとして参加するステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が報道陣の質問に答えた。

――今回のオールスターゲームは初出場ではないが、75周年ということで少し特別な感じはある?

確かにそうだね。オールスターウィークエンドはいつも特別だ。リーグで最高の選手として認められ、チームや家族を代表してここに来て、すべてを楽しみ、遠征で来るのとはまた違う街を体験できるんだ。そのすべてをいつも楽しみにしている。なかでも特にオールスターゲームをね。でも、確かに今年は75周年記念チームやHBCUクラシックも開催されるし、いろいろと楽しみなことがたくさんある。決して飽きることがないし、これからもそうあってほしいと思う。

――歴代トップ75に選ばれたが、いずれ歴代トップ5に入ると感じる?

まあ、それは誰に聞くかによると思うけど、トップ75から外れた選手たちのことが議論になるように、人によってトップ5のリストは違うだろうから。そこに決まりはないから僕はランキングとかにはあまりこだわらないんだ。

でも、個人で達成したことや優勝、このリーグでプレイしたすべてをもとに、現実的に話題に上がるという意味では、一度そういう経歴を築いて、同僚や過去にプレイした選手やゲームを知っているさまざまなレジェンドから尊敬され、自分のプレイや自分のやってきたことに敬意を払ってもらえるのであれば、それが僕にとっては重要なことだね。

――あなたは4人のMVPを輩出したオールスターチームに所属しているが、キャリア全体を通して考えてみたときに、今のリーグ全体にはどの程度のタレントがいると感じる?

オールスターレベルのバスケットボールに足を踏み入れている若手選手が何人かいるという点では、おそらく史上最高レベルだね。この栄誉にふさわしい初出場の選手がたくさんいて、彼らは大きく飛躍している。でも、僕やブロン(レブロン・ジェームズ)や、CP(クリス・ポール)のように、リーグで長くプレイしている選手もいてまだ頑張っている。怪我などがなければ、ほかにも2人くらいはここに来ていたと思う。

みんな、全盛期をできるだけ長く保ちながらそのレベルでプレイしようとしている選手たちなんだ。初出場の若手もいれば、これから本領を発揮するエリートアスリートやスーパースターもいる。競争は激しいよ。

だからこそ、この週末が特別だと思うんだ。みんなが同じ場所にいて、楽しみながら、お互いを高め合って、でも2か月後にはみんなが頂点を目指してぶつかり合う。リーグは今、良い状態だと思うよ。

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YOKO B

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。