リラードがマカーラムのトレードに言及「その時は来ると分かっていたが、それでも悲しい」

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マカーラムとリラード

ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、これまで何度も様々なかたちでキャリアの最後までブレイザーズでプレイしたいと明確にしてきた。2月8日(日本時間9日)、リラードと長年バックコートでコンビを組んでいたCJ・マカーラムが、ニューオーリンズ・ペリカンズにトレードされても、リラードの決意やブレイザーズに対する忠誠心は揺るいでいない。

それでも、マカーラムのトレードがリラードに影響しなかったわけではない。彼らは2013-14シーズンからのチームメイトだった。コンビとして開花したのは2015-16シーズン。マカーラムがブレイクし、最優秀躍進選手賞を受賞したシーズンだ。

マカーラムを指名して以降、ブレイザーズは毎年プレイオフに進出した。だが、ポストシーズンではウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出に1度進出したのみで、ファーストラウンド敗退が5回と苦しんでいた。

チームメイトのトレードを受け、リラードは『Blazers.com』のインタビューで、チームに関する考えを問われると、リラードはブレイザーズが再びプレイオフに進出するチームになることを願っているとし、チャウンシー・ビラップス・ヘッドコーチやジョー・クローニン暫定GMを支持した。

リラードは「僕の心はポートランド・トレイルブレイザーだ。僕はそれで勝ちたい。復帰した時に最高のレベルでいられるようなプランがあると分かっている。チームもそれにフィットしてほしい」と述べている。

「僕はビラップスHCの大ファンだ。そしてクローニンのファンだ。彼の立場では、大胆になって大胆なことをする必要があると思う。自分が正しいと思うことをし、それを貫くことが必要だ。彼からは、再建ではなく、勝つチームをつくる計画だと聞いた。GMになる前からの関係だから、僕は彼の言葉を信頼する」

「僕はただ忍耐強く事態の進展を見守り、彼に彼の計画を実行してもらうだけだ。それがどんなことで、どのようなものか分かったら、今よりもっと感じることがあると思う。でも、彼に自分の仕事をさせるべきだ。そしてその結果を見てみなければいけない。それが今の僕の気持ちだ」。

マカーラムのトレードについて、リラードはいずれコンビが解消される可能性について以前話していたと明かしている。それでも、実際に対処するのはまた大きく異なるものだと述べた。

リラードは「何年も僕らは話してきたんだ。それがひとつの可能性だとね」と話している。

「でも、時が経つにつれ、僕らはお互い、トレードされるのが彼か僕かにかかわらず、バックコートでコンビを組まなくなる時が来ると分かっていた」

「そういうものだ。僕らはお互い、その時が来ると分かっていた。でもだからといって、対処するのがより簡単になるわけじゃない。それが今の僕だと思う。僕と彼は文字どおり、そうなることについて話していた。その可能性とか、そういうことをね。それでも、今朝起きて、悲しいよ。実際にそうなったんだ」。

トレード後、リラードはインスタグラムでもマカーラムに向けて心のこもった文章を投稿した。

原文:Damian Lillard: 'My heart' remains with Trail Blazers by NBA.com(抄訳)

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