ワシントン・ウィザーズのクリスタプス・ポルジンギスが2月12日(日本時間13日)、シュートアラウンド(試合当日練習)後に会見に臨み、新天地での意気込みを語った。
ポルジンギスはトレードデッドライン(トレード期限)の10日(同11日)、スペンサー・ディンウィディーやダービス・ベルターンスと引き換えにダラス・マーベリックスからウィザーズに移籍した。
ポルジンギスは「トレードの時はいつもびっくりする。予想していないので、いろいろな感情が込み上げる。すぐパッキングをして、翌日には次のチームに行かないといけない(から大変だ)」と振り返っている。
「(マーベリックスの)判断も完全に理解している。これがリーグの現実だ。とにかく、(ワシントンDCに)来られてうれしい。(トレードの)知らせが来た時は、ものすごく興奮した」。
開幕から10勝3敗と序盤は好調だったウィザーズだが、現在は25勝29敗でプレイイン・トーナメント出場圏(地区7~10位)外の11位となっている。さらに、エースのブラッドリー・ビールが左手首舟状月状靭帯損傷の修復手術を受け、レギュラーシーズンの残り試合を欠場することが決まった。
だが、ポルジンギスは「このチームにとって大きなチャンスだ」と話している。
「シーズンの出だしは良かったが、最近は苦しい戦いが続いている。そして今、ブラッドリーが離脱しているけど、シーズンの後半をしっかりと戦って、暴れたい。ひとつ目の目標は、プレイイン・トーナメントに進んで、プレイオフに勝ち進むことだ」。
本日のシュートアラウンド後、クリスタプス ポルジンギス選手が記者会見を行いました「プレーイン トーナメントに進んで、プレーオフに勝ち進むことが一つ目の目標だ」#ウィザーズ|#DCAboveAll|@kporzee pic.twitter.com/k3MEuQU7Z2
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) February 12, 2022
また、ポルジンギスは「(ビールと)プレイするのも楽しみだ」と、エースが復帰してからのことも想像していると述べた。
「彼はオフボールの動きが優れている。彼とのドリブル、ハンドオフ、キーパーなどを使った2マンゲームがすでにイメージできる。彼はディフェンスの注目を集めるので、その分、僕がオープンになれる。逆の場合もあるだろう。なので、彼と一緒にプレイするのが楽しみだ」。