11月9日(日本時間10日)、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたフェニックス・サンズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、129-117でサンズが勝利した。
試合開始から最初の10本のショットのうち7本を失敗したサンズだが、タイムアウト後に連続6本のショットを沈めて14-4のラン。安全衛生プロトコル入りから3試合ぶりに復帰したルディ・ゴベアとカール・アンソニー・タウンズが第1クォーターに3つずつファウルの笛を吹かれたウルブズに対し、ミケル・ブリッジズが13得点をあげるなどして、39-25と14点差をつける。
2人のビッグマンがファウルトラブルに陥ったウルブズをしり目に、サンズはリードを広げると、22-のランで前半の最後を締めくくり、18点リードでハーフタイムへ。後半も逃げ切り、最大27点差をつけて快勝した。
サンズ(8勝3敗)はデビン・ブッカーが32得点、今季自己最多の10アシスト、ブリッジズが31得点、9リバウンド、5アシスト、4スティール、キャメロン・ペインが23得点、6リバウンド、8アシスト、ランドリー・シャメットが16得点を記録している。
モンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「大きな勝利だ」と話した。
「シーズン序盤にこういうことを言うのは不思議だが、クリスがおらず、黒星を喫した後で、うまく競いたいと思っている同じカンファレンスのチームとの対戦だったから、心構えという点でビッグゲームだったんだ」
ブッカーは「素晴らしい」と、右かかとの痛みで欠場したクリス・ポールに代わって先発出場したペインに賛辞を寄せている。
「とにかく向上を続けている。それが最も素晴らしいところだ。自信を深めている。アグレッシブさがあり、攻守両面でそれを出しているんだ。それが最も重要なことだよ」
一方、19ターンオーバーでサンズに32得点を許したウルブズ(5勝7敗)は、ゴベアが25得点、11リバウンド、ジェイデン・マクダニエルズが自己最多の24得点、8リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが20得点、6アシスト、ジェイレン・ノウェルが14得点、アンソニー・タウンズが11得点、8リバウンド、アンソニー・エドワーズが11得点、6アシストをマークしている。
ウルブズは第2Q途中、フリースローの前にトーリアン・プリンスが交代でコートを後にしたが、代わったラッセルが入っておらず、コートに4人しか立っていない場面があった。ラッセルが入ったのはサンズの攻撃が終わるころで、ウルブズは3ポイントショットを決められている。
クリス・フィンチHCは精神面でのミスが続いていることについて、「今のチームが少し自信と決意を失っていることの表れでしかない」と述べた。
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