マイアミ・ヒートは10月2日(日本時間3日)、タイラー・ヒーローと再契約したことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
ヒートのパット・ライリー社長は「様々な面で影響を及ぼしてくれる選手であり、今後5年の契約を結べたことをうれしく思います」と話した。
「ドラフトで指名して以降、彼は今日まで毎年成長してきました。そしてさらに向上を続けてくれると信じています」
2021-22シーズンのシックスマン賞を受賞したヒーローは昨季、66試合に出場(先発10試合)。平均32.6分間のプレイで20.7得点、5.0リバウンド、4.0アシスト、フィールドゴール成功率44.7%、3ポイントショット成功率39.9%、フリースロー成功率86.8%を記録した。昨季の1367得点はチームトップ。また、FT成功率86.8%は、単一シーズンにおける球団歴代4位の数字だ。
また、ヒーローはベンチスタートから平均20.8得点をあげており、これはリザーブとしてリーグ最多の数字だった。ベンチスタートからマークした1162得点は、単一シーズンでのリザーブ選手の数字として球団最多記録となる。ベンチスタートから8試合で30得点超をあげたのは、単一シーズンのベンチスタート選手としてNBA歴代3位の数字。ヒートのリザーブ選手としては初めて、複数試合での30得点超を達成している。
これまでオールルーキーチームや2度のNBAライジングスターズ選出を果たしているヒーローは、通算で175試合に出場(先発33試合)。平均30.3分間のプレイで16.7得点、4.7リバウンド、3.2アシスト、FG成功率44%、3P成功率38.5%、FT成功率85.1%を記録している。
ルーキーシーズンの平均13.5得点から翌シーズンの15.1得点、昨季の20.7得点と、ヒーローはここ3シーズンで毎年平均得点を増やしてきた。通算142試合で二桁得点をあげ、62試合で20得点超、11試合で30得点超をマークしてきた。
昨年12月4日(同5日)のミルウォーキー・バックス戦では、球団歴代2位の早さと同2位の若さで通算2000得点を達成。通算平均得点(8位)、3P成功数(12位)、3P成功率(15位)、FG成功率(19位)、通算得点(22位)で、球団記録の歴代上位につけている。
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