11月14日(日本時間15日)、フロリダ州マイアミのFTXアリーナで行われたフェニックス・サンズ対マイアミ・ヒートの一戦は、113-112でヒートが勝利した。
残り8分3秒に最大13点のビハインドを背負ったヒートだが、ここから24-10のランで逆転。サンズがフィールドゴール16本中4本成功にとどまったのに対し、ヒートはFG12本中8本を成功。アデバヨひとりで12得点とサンズの10得点を上回った。
残り35秒にアデバヨの2本のフリースローで113-112と勝ち越したヒートは、サンズの最後のポゼッションで3本のショットを放たれる。だが、キャメロン・ペインのレイアップが決まらず、デビン・ブッカーの右エルボーからのジャンプショットはジミー・バトラーがブロック。さらにブッカーの3ポイントショットがリングに嫌われ、ヒートが接戦を制して3連勝を飾っている。
星を五分に戻したヒート(7勝7敗)は、アデバヨが30得点、10リバウンド、バトラーが16得点、13リバウンド、7アシスト、ケイレブ・マーティンが15得点、5リバウンド、カイル・ラウリーが15得点、6アシスト、ドウェイン・デッドモンが12得点を記録。7選手が二桁得点をあげた。
バトラーは「守備で勝ったというのがうれしいね」と喜んだ。エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「あの2人は本当にチームの大事な心臓部だよ」と、アデバヨとバトラーを称賛している。
「彼らの戦士のスピリットについていったんだ。とにかく彼らはタフだよ。典型的な攻守両面で優れた選手たちだ」
一方、2連敗となったサンズ(8勝5敗)は、ブッカーが25得点、8リバウンド、5アシスト、3スティール、デュエル・ワシントンが21得点、ディアンドレ・エイトンが16得点、12リバウンド、ミケル・ブリッジズが15得点、5リバウンド、デイミオン・リーが14得点、トーリー・クレッグが10得点、9リバウンドをマークした。
モンティ・ウィリアムズHCは「ウチにとってはキツい黒星だ」と落胆している。
「選手たちは勝つチャンスを得ようと懸命に戦った」
なお、ヒートが25本のFTのうち22本を成功させ、13試合連続のFT成功率80%超を達成し、球団記録を伸ばしたのに対し、サンズはFT試投が4本にとどまった。NBAでは2021年5月16日(同17日)のサンアントニオ・スパーズ戦のサンズ以来の数字となる。
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