2月6日(日本時間7日)、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで行われたフィラデルフィア・76ers対シカゴ・ブルズの一戦は、119-108で76ersが勝利した。
第3クォーターからの連続13得点で第4Q序盤に17点をリードした76ersだが、その後ブルズに連続13得点を許し、4点差まで詰め寄られる。
それでも、残り3分を切って6点をリードしていた76ersは、セス・カリーのフローターとトバイアス・ハリスのレイアップで、残り2分までに二桁点差を取り戻し、連敗を2で止めた。
ここ8試合で6つ目の白星を手にした76ersは、32勝21敗でイースタン・カンファレンスの5位。イーストは首位マイアミ・ヒートから76ersまでが1.5ゲーム差と接戦だ。
76ersはジョエル・エンビードがフィールドゴール23本中14本成功の40得点、10リバウンド、ハリスが23得点、8リバウンド、タイリース・マクシーが16得点、6アシスト、カリーが12得点を記録した。
今季7度目の40得点超を達成したエンビードは、「僕らはこの試合に勝たなければいけなかった」と話している。
「自分の準備はできていると分かっていた。今日の試合でもっと激しさを出せるはずだとね。でも、僕らが勝ったのは僕だけによるものじゃない」。
また、エンビードは「僕らは(イーストの)トップチームたちを何度か倒した」と述べている。
「同時に、僕らには落とすべきでなかった試合もあった。だから、良くも悪くもある。ずっと言ってきたけど、チャンスを得るには、僕らは完璧でなければいけない。僕はこれまでやってきたことをやらなければならない。支配的にならないと。それ以上が必要かもしれないね」。
一方、ヒートに0.5ゲーム差でイーストの2位につけるブルズ(33勝20敗)は、デマー・デローザンがFG30本中18本成功で今季自己最多の45得点、9リバウンド、7アシスト、ニコラ・ブーチェビッチが23得点、7リバウンド、ジャボンテ・グリーンが17得点をマークしている。
ザック・ラビーンとコービー・ホワイトが負傷で2試合連続欠場したブルズは、ロンゾ・ボールやアレックス・カルーソも離脱中。自己最多まであと7得点と奮闘したデローザンは、「そのうちみんな戻ってくると分かっている」と述べた。
「僕らはとにかく、それまでなんとかしようとしている。進めながら自分たちのミスを理解し、向上を続けようとしているんだ」。