チャド共和国初のNBA選手を目指すクリスト・クマジ

NBA Japan

チャド共和国初のNBA選手を目指すクリスト・クマジ image

クリスト・クマジは、キャリア初のプロ契約をフィラデルフィア・76ersと結んだ。これは、本人にとってだけではなく、多くの人たちにとって意味のあることだ。彼は、チャド共和国出身初のNBA選手になれるチャンスを得たのだ。

📺 NBAを観るならRakuten NBA Special (Rakuten TV/楽天TV)

身長223cmのクマジは、6月に76ersのトレーニングコンプレックスでドラフト前のワークアウトに参加した際、母国にとって初のNBA選手になれる可能性について「国の人たちや、兄弟たちにとって非常に意味のあること」と語った。

Christ Koumadje

フロリダ・ステイト大学史上最高身長選手となったクマジは、アメリカに渡る前はサッカーと陸上競技をやっていた。素早いフットワークは、サッカーで養われたものと本人は言う。

「いつも動いているような子供で、幼い頃からサッカーをプレイして育った。間違いなくインパクトを残せる」。

サマーリーグでは平均13.7分の出場で6.0得点、5.8リバウンド、2.4ブロック、フィールドゴール成功率63.2%という成績を残した。

モンテベルデ・アカデミー時代にベン・シモンズとチームメイトだったビッグマンは、そのサイズと敏捷性をサマーリーグで生かし、76ersを率いたコナー・ジョンソンから高く評価されている。

ジョンソンは「223cmで彼のような動きができて、理解力もあるのだから、楽しみな部分が多い」と語った。

「クリストにとっても、リムプロテクターとしての役割、どうすれば試合にインパクトを与えられるかを理解する上で、サマーリーグは良い機会だった」。

クマジは、次の段階に進む今後も、試合にインパクトを与える方法を学び続ける。

原文:Following Strong Summer League, Koumadje Earns Deal by Lauren Rosen/76ers.com(抄訳)


NBA Japan

NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ