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ステフィン・カリーは足首のケガから復帰し金曜夜のホークス戦に出場、以前と変わらない姿を見せた。
2度MVPを獲得した彼は、チーム最多の29得点を記録したものの、第3クォーターでチームメイトのジャベール・マギーが彼の左足に接触したことにより、負傷し途中交代となった。その後、グレード2となる左ひざの内側側副靭帯の捻挫であると判明し、3週間以内には再検査となる見込みだ。
ケビン・デュラントは先シーズン、ワシントンでタイトル獲得への望みをつなぐ試合の中で負傷し、グレード2の内側側副靭帯の捻挫と頸骨挫傷に苦しんだ。彼は5週間欠場したが、幸運にもウォーリアーズの王座をかけた試合までには復帰することができた。カリーはプレーオフ直前の負傷となり、ポストシーズンスタート時点の出場が危ぶまれている。
カリーの健康状態により連覇への見通しが危うくなった。彼の不在時に、強化の必要がある選手を見ていきたい。
クイン・クック(ポイントガード)
シーズン平均:6.9ポイント、1.9リバウンド、1.7アシスト
クックはカリーとともにそのプレーが良いプレーをみせてきた。カレーの交代要員として、彼には自信が持てないでいた。しかし、それは2度のMVPを獲得したカリーからテキストメッセージをもらうまでのことだった。「もし君が25本すべて外しても、僕は気にしない。26本目はもっとうまく行く。躊躇しないで」その後、5回オールスターに選出されたカレーそうであったように、クックのプレーは自信に満ちたものとなった。
カリーが金曜に復帰する前の直近3試合でのクックは、平均で24.3ポイント、4.3リバウンド、4.0アシストを記録した。ウォーリアーズがプレーオフを見据える時、特にウェスタン・カンファレンスの優秀なディフェンス陣との対戦においては、クックの存在はウォーリアーズにとって、とても頼りになることだろう。
ケビン・デュラント(スモールフォワード)
シーズン平均:26.6ポイント、6.8リバウンド、5.4アシスト
カリー不在の試合において、デュラントは、平均で30.2ポイント、7.8リバウンド、5.5アシストを記録し、攻撃面でステップアップを遂げてきた。2度MVPを獲得したカリーが不在となる最初の13試合を11勝2敗とし、ウォーリアーズがウェスタン・カンファレンスのトップの座を保持するため、デュラントは十分な働きを見せてきた。
ケガから復帰してすぐに結果を出し続けることが、ファイナルズでのMVP獲得につながるのだ。デュラントはきっちりとオフェンスとしての責任を果たすことができるだろう。
ドレイモンド・グリーン(パワーフォワード)
シーズン平均:11.3ポイント、7.9リバウンド、7.3アシスト
今シーズン、スターティングメンバ―のだれもが、カリーよりもグリーンの不在を痛感したはずだ。2017年NBA最優秀守備選手賞を獲得した彼は、得点とアシスト数でわずかながらも今年も前進している。しかし、カリーが12月に10回連続欠場した際、グリーンのプレーはシーズン平均を下回ってしまった。
3度オールスターゲームに出場した彼が、カリー不在の穴埋めをする実力があるとリーグに示したいのであれば、ウォーリアーズの記録を塗り替えた2015-16年シーズンの際のコンディションに持っていく必要があるだろう。
原文:Stephen Curry's injury will force these three Warriors to elevate their games
翻訳:Ayako Hayashi