ケビン・デュラント「ウォリアーズを選んだのは、自分に自信をもちたかったから」

Chelsea Howard

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2016年シーズンからゴールデンステイト・ウォリアーズでプレーしているケビン・デュラントは、2年連続でNBAファイナルの優勝まであと一歩のところに迫っている。彼は最近のインタビューで、フリーエージェント権を手にした当時なぜウォリアーズを選んだのか、その真相を語った。ただ単にウォリアーズがNBAチャンピオンを狙える力を備えているから、という理由だけではないらしい。

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当時、デュラントはMVPを受賞し、NBAオールスター戦に7回選出されていた。そして、所属していたオクラホマシティ・サンダーを2012年のファイナルへと導いた。そんな輝かしい功績を残していたにも関わらず、デュラントは自分の実力に対するウォリアーズからのお墨付きを得たかったという。そして実際、ウォリアーズからは期待通りの言葉を聞けたと明かした。

当時、今では“ハンプトン・ファイブ”と呼ばれているウォリアーズの主力選手たち(ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンとアンドレ・イグダーラ)が、デュラントの家の玄関先に訪ねてきた。彼らはデュラントがウォリアーズと契約するよう説得しにきたそうだが、デュラントはなにより先に、なぜウォリアーズが彼を欲しがっているのかを聞いたという。

「みんなは僕が気でも狂ったのかという表情で僕を見ていたよ」とウェブサイトThe Athleticのインタビューに対してデュラントは語った。「彼らは“決まっているじゃないか、君がチームに加われば最高のチームになるからだ”と答えた。“僕もそう思ってくれるチームに入りたいと思っていた”と返事し、意気投合してしまった。みんなは僕と同じことを考えていて、同じ方向を向いていた。自分のことだけでなく、チームが一体となってプレーしている姿勢に感銘を受けたんだ」。

 The Athleticより引用

「当時、僕のプレーに対して周囲がどのように評価していたのかわからなかった。僕自身はいいプレーをしていると思っていたし、ここまでくるまで一生懸命努力してきた。でも、同僚やチーム、そしてゼネラルマネージャーの口から聞きたかったんだ。バスケットボールを熟知している人々から言われることで自分の努力が実を結んでいることを実感し、自分に自信を持ちたかった。

だから、ウォリアーズの選手たちが駆けつけてくれたときには、なんて素敵なチームなんだと思った。リーグでトップを誇るチームの主力選手たちが僕のプレーを認めてくれていて、僕をチームの一員として迎えたいと言ってくれた。僕はこのチームに加わりたいと強く思った。

僕はまだ子ども目線でバスケットボールというゲームと向き合っている。プレーをしているときもまだ興奮しているし、まだまだ学んでいる最中だ。僕がバスケットボールをどれだけ愛しているかを理解してくれて、それを含めて僕を評価してくれていたのが嬉しかった。僕のプレーを喜んで見てくれていて、僕と一緒にプレーしたいと言ってくれたことも感動したよ」

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ウォリアーズの近年の成功はデュラントの活躍が大きく貢献している。ウォリアーズでプレーした過去2年間で130試合に出場し、平均25.7得点、4.4リバウンドの成績を残した。そして、昨シーズンはNBAファイナルでMVPにも選出された。

デュラントはただ、ウォリアーズから心強い言葉をもらいたかっただけだったのだ。

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原文:Kevin Durant reveals reasons behind why he chose Warriors during free agency

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Chelsea Howard