クリッパーズのルーHCがアメリカ代表のスタッフ入り サンズのウィリアムズHCは退任

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USAバスケットボール(米国バスケットボール協会)は2月8日(日本時間9日)、ロサンゼルス・クリッパーズのタロン・ルー・ヘッドコーチが男子アメリカ代表チームのアシスタントコーチに就任したことを発表した。

ルーHCはアメリカ代表でエリック・スポールストラ(マイアミ・ヒートHC)やマーク・ヒュー(ゴンザガ大学HC)とともに、スティーブ・カーHC(ゴールデンステイト・ウォリアーズHC)のアシスタントコーチを務める。

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コーチングスタッフに就任していたフェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHCは、家庭の事情でスタッフを務めることができなくなった。

USAバスケットボール男子代表チームのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは、「アメリカが国際舞台で引き続き成功を目指す中で、コーチ・ルーにこの機会を提供できることをうれしく思います」と話した。

「コーチ・カーを筆頭とするこのスタッフは、NBAや大学、国際レベルでの数十年にわたる経験をもたらしてくれます。彼らが集結してアメリカ代表を率いてくれることを楽しみにしています」

「USAバスケットボールに対するコーチ・ウィリアムズの献身に感謝しています。彼が難しい決断を下したことを心から理解したいと思います。長く男子代表チームのコーチを務めてくれた彼は、USAバスケットボールファミリーの大切なメンバーです」

ルーは2023年のFIBAワールドカップや2024年のパリオリンピックなど、2024年までの全トレーニングキャンプを含む男子代表チームの活動に従事する。

ルーは「国を代表し、この素晴らしいコーチ陣に加わることを、本当に光栄に思います」と述べた。

「USAバスケットボールで指導することは、ずっと私の夢でした。ありがたくこの挑戦を受けさせていただきます。この機会を与えていただき、スティーブ、グラント、USAバスケットボール首脳陣に感謝しています。始めるのが待ち切れません」

ルーは指導者としてNABで優勝を3回経験している。2000年と2001年はロサンゼルス・レイカーズの一員として優勝。2016年はクリーブランド・キャバリアーズをヘッドコーチとして率い、同球団を初のタイトル獲得に導いた。

カーHCは「すでに素晴らしいスタッフに彼を加えることができ、うれしく思います」と話している。

「彼は素晴らしいコーチで、私は長年尊敬してきました。今後の挑戦に向かう中で、彼の経験や専門知識は、グループにとって重要な原動力となるでしょう。彼を迎えられて我々は幸運です」

一方、ウィリアムズは2013年からUSAバスケットボールで指導し、2014年と2016年のオリンピックでアメリカの金メダル獲得に貢献した。

ウィリアムズは「熟慮の末に、アシスタントコーチ退任を決めました。難しい決断でしたが、タイミングや求められる責務から、自分と家族にとって最善の選択でした」と述べている。

「アシスタントコーチとしての機会を与えてくれ、私の決断を理解してくれたグラント・ヒルとコーチ・カーに大変感謝しています」

「私はUSAバスケットボールを代表する機会に何度か恵まれました。コートにおける何より大切な思い出の多くは、我々の愛するプログラムとともにあります。USAバスケットボールが私と家族に与えてくれたすべてに感謝しています。コーチ・カーとチームが金メダルを目指す姿を楽しみにしています」

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ