アトランタ・ホークスは2月26日(日本時間27日)、クイン・スナイダーが球団15人目の指揮官に就任したことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
スナイダーは2014-2015シーズンから2021-2022シーズンまで、ユタ・ジャズで8年にわたってヘッドコーチを務め、372勝264敗(勝率58.5%)を記録した。372勝はジェリー・スローンに続き、ジャズ歴代2位の成績だ。
8シーズンのうち6シーズンでジャズをプレイオフに導いており、2017年、18年、21年と3シーズンでウェスタン・カンファレンスのセミファイナルに進出。ポストシーズンで21勝30敗(勝率41.2%)という成績を残している。
2016-2017シーズンからの直近6シーズンは294勝178敗という成績で、この期間のNBAで3位、ウェスタン・カンファレンスではトップの勝率62.3%をマーク。2020-2021シーズンは開幕から23勝5敗と好発進し、レギュラーシーズンをリーグトップ、球団史上5位の52勝20敗(勝率72.2%)で終えた。スナイダーはこのシーズンのオールスターでヘッドコーチを務めている。
スナイダーは年間最優秀コーチ賞の投票で2017年に6位、2018年に2位、2019年に8位、2021年に3位だった。ウェスタン・カンファレンスの月間最優秀コーチ賞を4回受賞している。
ジャズのヘッドコーチに就任する前、スナイダーは2013-2014シーズンにホークスでマイク・ブーデンホルザーHCのアシスタントコーチを務めた。
ランドリー・フィールズGMは「最初に話した時から、次のヘッドコーチに我々が求める特徴をクインがすべて備えていることは明らかでした。バスケットボールと感情の素晴らしいIQがあり、選手たちと誠実なコミュニケーションで協力関係を築き、細部にしっかりと注意を払って、選手の育成に大きな情熱を注ぐという基本的価値やバスケットボール哲学を等しく共有しています」と話している。
「彼と夫人やご家族をアトランタに歓迎することができ、うれしく思っています」
簡単なアンケートに答えて世界のサッカーユニフォームを当てよう!
スナイダーは「ホークスの次期ヘッドコーチとしてアトランタに戻ることができるのをうれしく思います。ランドリーは素晴らしく聡明で、見事なキャラクターであり、高いクオリティーを備えた人物として大変評価されています。我々が強い土台と高い水準で勝者のチームをつくることへの情熱と責任感を共有していることはすぐに分かりました。ランドリーと協力し、熱烈なホークスのファンが誇りに思えるような成功のための計画を立てていくことに興奮しています。この機会を与えてくれたレスラー・ァミリーに感謝します。家族と私はコミュニティに溶け込み、アトランタを家と呼べるようになることを楽しみにしています」と述べた。
▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう