4月7日(日本時間8日)、サクラメント・キングスのボグダン・ボグダノビッチとネマニャ・ビエリツァが、『アナ&ブラデ・ディバッツ・ファウンデーション』を通して、母国セルビアの医療コミュニティに寄付したことを発表した。以下キングスの公式リリース。
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サクラメント・キングスのガードのボグダン・ボグダノビッチとフォワードのネマニャ・ビエリツァは、チームのゼネラルマネジャーであるブラデ・ディバッツの『アナ&ブラデ・ディバッツ・ファウンデーション』と手を組み、COVID-19(新型コロナウイルス)の対応に追われる母国セルビアの病院や医療用施設に、人工呼吸器や医療用マスクなどの必要な物資を寄付しました。
ボグダノビッチは「NBA内だけでなく世界中の人たちが、この危機で最も痛手を受けている人たちに寄付をしているのを見て、感銘を受けました」と語ります。
「だからこそ、母国で助けを必要としているたちのために援助物資を送ることが重要でした。人の命を救えるのです。新型コロナウイルスの影響を受けた患者さんたちを救うために、毎日尽力している勇敢な医療従事者たちに感謝の気持ちを述べたいと思います。この厳しい逆境を、みんなで乗り越えられると信じています」。
ビエリツァは「母国で新型コロナウイルスと戦い、助けが必要な患者さんたちの支援を続けている現場の作業者たちに、人命救助を支援できる援助物資を送れることを嬉しく思っています」と話します。
「今はとにかく健康と安全が第一で、その手助けができることを光栄に思います」。
アナ&ブラデ・ディバッツ・ファウンデーションは2007年に設立され、設立前を含めると30年以上もの人道的活動を続けています。難民や国内避難民の支援という目的に加え、今回の新型コロナウイルスの危機のように、セルビアで緊急事態が発生した際に、その人々を守るための活動を以前から行なっています。
ディバッツGMは「この世界的なパンデミックの恐るべき影響は壊滅的であり、この危機に影響を受けた全ての方々に心を寄せます」と述べています。
「私たちの財団を通して、最も弱い立場にある方々の生活の質を向上させ、より明るい未来を生み出すために援助物資を送ります。キングスの選手たちと手を組み、母国で尽力している英雄たちや患者さんたちに人工呼吸器やマスクなどの物資を送り、この戦いに一緒に立ち向かえることを、アナも私も光栄に思っています」。
キングスはこれまでもグローバルなファミリーとして活動を続けており、この寄付もチームが逆境に立ち向かうために立ち上げた『In This Together』という活動の一環です。先週、サクラメント・キングス・ファウンデーションは、地域の最も弱い立場にある家族や個人を支援するための食糧提供サービス、必要物資提供などを行なっている団体に25万ドルを寄付することを発表しました。さらに州と市の保健機関には、物資が不足している病院や医療施設に提供できるように10万枚の医療用マスクを寄付しています。
先月、キングスはレジェンズ病院と手を組み、食料を必要とする方々や、学校閉鎖の影響を受ける家族を支援するために、約5000ポンド(約2268kg)ほどの食料をサクラメント・フードバンクとサクラメント郡教育局に寄付しました。
『In This Together』について詳しく知りたい方は、Kings.com/Togetherにて確認できます。
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