カイリー・アービングのホーム戦出場が近く実現か、市長発言でネッツ期待

Michael C. Wright, NBA.com

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カイリー・アービング

2月23日(日本時間24日)、ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長が、COVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン接種義務の解除に関して楽観的な見解を示した。

これを受け、ブルックリン・ネッツは、カイリー・アービングが近くフルタイムで試合に出場できるようになることへの期待を強めている。

ネッツのスティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは「練習でカイリーは素晴らしかった。映像セッションでも素晴らしかった」と話している。

「我々のプレイに対する見方について、彼とは話し合ってきた。本当に集中し、必死だと感じる。だから、制限なく試合に出られるようになるかもしれないことに興奮しているのだと思う。その時期がすぐやってくることに期待したい」。

ニューヨーク市がワクチン接種義務を撤廃ないし解除した場合、アービングのようなワクチン非接種者は制限を受けることなく仕事を再開できるようになるかもしれない。

アービングは今季、ネッツの59試合のうち14試合にしか出場していない。平均24.1得点、4.8リバウンド、5.4アシストを記録している。チームはイースタン・カンファレンスの8位。1月にケビン・デュラントが左ひざの内側側副靱帯挫傷で離脱し、ここ17試合を欠場している。

アダムズ市長はニューヨーク市が「普通のレベルに戻る」ことを望んでいるとし、ワクチン接種に関する制限の段階的な撤廃を開始するか問われると、「早くやり遂げたい」と述べた。現在のワクチン接種義務により、アービングはロードの試合にしか参加できていない。

ナッシュHCはアダムズ市長のコメントを「素晴らしい」とした上で、ワクチン接種義務の解除に関しては「我々がコントロールできることではない。だから、市長に任せ、我慢強く待つ」と話した。

イースト首位のマイアミ・ヒートとシカゴ・ブルズに7ゲーム差のネッツは、レギュラーシーズン23試合を残している。デュラントの復帰時期は不明で、新加入のベン・シモンズは復帰に向けて取り組んでいるところだ。ショーン・マークスGMは、両選手が復帰への準備で個々のワークアウトを続けていると話した。

一方、ナッシュHCは「(ニューヨーク市のワクチン接種)義務が解除されれば、彼がすべての試合に出られることが期待できる」と話した。

「彼はずっとそれを待ってきたと思う。興奮しているはずだ。機会があれば、毎試合プレイするのが計画であり、目標だよ」。

原文:Nets optimistic Kyrie Irving could soon be allowed to play in New York City (抄訳)

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