【リポート】ブレイザーズとペリカンズのトレードでCJ・マカーラムが移籍へ

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CJ・マカーラム

『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ポートランド・トレイルブレイザーズとニューオーリンズ・ペリカンズが2月8日(日本時間9日)、CJ・マカーラムらをトレードすることで合意したようだ。

ペリカンズ獲得

  • CJ・マカーラム
  • ラリー・ナンスJr.
  • トニー・スネル

ブレイザーズ獲得

  • ジョシュ・ハート
  • トマーシュ・サトランスキー
  • ニキール・アレクサンダー・ウォーカー
  • ジジ・ルザーダ
  • 2022年のドラフト1巡目指名権(プロテクトつき)
  • 将来のドラフト2巡目指名権2つ

『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者によれば、2022年のドラフト1巡目指名権は、1~4位指名だった場合にペリカンズ、5~14位指名だった場合はブレイザーズ、15~30位指名の場合はシャーロット・ホーネッツが手にするという。

ブレイザーズは先日、ロサンゼルス・クリッパーズとのトレードでロバート・コビントンとノーマン・パウエルを放出し、エリック・ブレッドソー、ジャスティス・ウィンズロウ、キーオン・ジョンソン、将来の2巡目指名権を獲得。将来的なサラリーキャップの柔軟性を手にしている。

今季のマカーラムは平均20.5得点、4.3リバウンド、4.5アシスト、フィールドゴール成功率43.6%、3ポイントショット成功率38.4%を記録。7シーズン連続で平均20得点超を達成しているマカーラムは今季、肺気胸で17試合を欠場した。

ナンスJr.はオフシーズンにシカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズとの3チーム間トレードでブレイザーズに加入。リザーブとして平均6.9得点、5.6リバウンド、2.0アシストを記録している。一方、スネルは昨季、アトランタ・ホークスで自己最高の3P成功率56.9%を記録。今季は32%をマークしている。

ハートは今季、ペリカンズで41試合に出場(先発40試合)。平均13.4得点、7.8リバウンド、4.1アシスト、1.1スティールを記録している。アレクサンダー・ウォーカーは平均12.8得点、3.3リバウンド、2.8アシストと自己最高の数字を残している一方で、FG成功率37.5%、3P成功率31.1%とショットに苦しんでいる。サトランスキーは平均2.8得点、2.0リバウンド、2.4アシストと自己最少に近い数字にとどまっている。

このトレードで、ブレイザーズは2013年からマカーラムとデイミアン・リラードがバックコートでコンビを組んできた一時代を終えることになる。マカーラムを指名して以降、ブレイザーズは毎年プレイオフに進出したが、ポストシーズンではウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出に1度進出したのみで、ファーストラウンド敗退が5回と苦しんでいた。

ウォジナロウスキー記者によると、ブレイザーズは2022年オフシーズンのサラリーキャップの空きをつくり、リラード中心のロスターを再編成する計画とのこと。腹部の負傷で1月に離脱したリラードは、球団のロスター改革に乗り気とも報じられている。

ブレイザーズが再建に向かう様子なのに対し、ペリカンズは今季のプレイイン・トーナメント出場、あるいはそれ以上を狙おうとしているかもしれない。ウィリー・グリーン・ヘッドコーチが就任1年目のペリカンズは、スター選手のザイオン・ウィリアムソンが開幕から不在にもかかわらず、ウェスト10位につけるなど上昇気流に乗っているようだ。

原文:Reports: Blazers, Pelicans agree to CJ McCollum trade by NBA.com(抄訳)

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