米連邦破産裁判所は1月11日(日本時間12日)、『FTX』社とマイアミ・デイド郡がかわしたネーミングライツ(命名権)の打ち切りを命じた。これにより、マイアミ・ヒートが戦うアリーナから、看板や広告など同社のブランドが消えることとなる。『AP』が報じた。
撤去の開始時期は未公表。APは、アリーナの屋根やコート、各入場口、警備員が着用するポロシャツ、従業員の施設入場用電子カードなど、FTXの商標は多岐にわたっていたため、大がかりな作業になると伝えている。
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アリーナを所有するマイアミ・デイド郡は、FTXと19年総額1億3500万ドル(約176億8500万円/現レートの1ドル=131円換算)のネーミングライツ契約を結んだとされる。2021年6月に発行した契約で、ヒートは毎年200万ドル(約2億6200万円)を受け取ることになっていた。
FTXは80億ドル(約1兆480億円)から100億ドル(約1兆3100億円)とされる多額の損失を出し、破産の適用を申請。11月にマイアミ・デイド郡はネーミングライツの打ち切りを求めていた。
ヒートは22勝20敗でイースタン・カンファレンスの8位につけている。
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