【リポート】ドマンタス・サボニスがトレードでペイサーズからキングスへ

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『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者と『The Sacramento Bee』のジェイソン・アンダーソン記者によると、サクラメント・キングスがインディアナ・ペイサーズとのトレードでドマンタス・サボニスを獲得したようだ。

ペイサーズ獲得

  • タイリース・ハリバートン
  • バディー・ヒールド
  • トリスタン・トンプソン

キングス獲得

  • ドマンタス・サボニス
  • ジャスティン・ホリデー
  • ジェレミー・ラム
  • 2027年のドラフト2巡目指名権

20勝35敗でウェスタン・カンファレンスの13位につけるキングスだが、10位ニューオーリンズ・ペリカンズとは2ゲーム差とプレイイン・トーナメント出場の可能性がある。ここ3試合で2勝しているキングスは、これからの11試合中8試合がロード。その多くでプレイオフ進出クラスのチームたちと対戦する。

サボニスは今季、平均18.9得点、12.1リバウンドを記録。平均18得点&10リバウンド超をマークしているリーグの7選手のひとりだ。複数のトレードの噂があったが、ウェストの球団への移籍は驚きを誘った。ペイサーズは先日、クリーブランド・キャバリアーズとのトレードでキャリス・ルバートを放出し、将来のドラフト指名権や現在負傷中のリッキー・ルビオを獲得している。

キングスはディアロン・フォックスやハリソン・バーンズ、リショーン・ホームズにサボニスを加え、2006年以来のポストシーズンを目指す。サボニスはキングスがリーグ13位の制限区域内からのフィールドゴール成功数でリーグ2位(244)の数字を残している。

NBAで6年目のサボニスは、これが3度目のトレードとなる。2016年のドラフトでオーランド・マジックに全体11位で指名され、当日夜にアーサン・イリヤソバやビクター・オラディポとともに、サージ・イバカと引き換えにオクラホマシティ・サンダーにトレード。1シーズンを経て、再びオラディポと一緒に、ポール・ジョージと引き換えにペイサーズへとトレードされていた。

キングスはホリデーとラムの獲得でウィングの層を厚くできる。ラムは今季、平均7.1得点、2.4リバウンドを記録。だが、FG成功率37.3%、3ポイントショット成功率33.3%とショットに苦しんでいる。一方のホリデーは平均11.0得点、2.8リバウンド、1.8アシストで自身有数のシーズンとしており、ペイサーズではレギュラースターターだった。ただ、彼もショットはFG成功率41.5%、3P成功率37.8%という数字だ。

ペイサーズにとっては、ルバートのトレードに続き、将来を見据えた再建を続けるかたち。オールルーキー・ファーストチームに選出されたハリバートンは、2年目の今季、平均14.3得点、3.9リバウンド、7.4アシスト、FG成功率45.7%、3P成功率41.3%を記録している。平均出場時間も34.5分間。プルアップ3Pの成功率は、試投100本超の選手でユタ・ジャズのマイク・コンリーに続くリーグ2位の成績だ。

ペイサーズのフロントコートで4シーズン半にわたってサボニスと組んでいたマイルズ・ターナーにも影響があるかもしれない。自身も直近でトレードの噂があったターナーだが、ウォジナロウスキー記者によると、ハリバートンとのプレイや、ペイサーズのフロントコートで与えられる機会に満足しているようだ。

ニューオーリンズ・ペリカンズとキングスでのキャリアの大半でスターターだったヒールドは今季、リザーブとして成功。49試合に出場し、平均14.0得点、4.1リバウンド、1.9アシスト、FG成功率38.3%、3P成功率36.1%を記録している。トンプソンは今季、平均6.2得点、5.4リバウンドをマークしている。

原文:Reports: Pacers trade Domantas Sabonis to Kings in 6-player deal by NBA.com(抄訳)

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