複数の報道によると、クリーブランド・キャバリアーズとバイアウトで合意したケビン・ラブが、マイアミ・ヒートと今シーズンいっぱいまでの契約を結ぶようだ。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が2月19日(日本時間20日)、代理人の話として伝えた。同記者によると、ラブはフィラデルフィア・76ersとも交渉したが、イースタン・カンファレンスでプレイオフ進出を目指すヒートのフロントコートで一定の役割を担えると期待しているという。
After clearing waivers, Kevin Love plans to sign with the Miami Heat, his agent Jeff Schwartz of @Excelbasketball tells ESPN. pic.twitter.com/c1Ff4tLfKP
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) February 19, 2023
また、『AP』によると、ヒートはフリーエージェントのコディー・ゼラーを獲得する計画も進めているとのこと。オールスターの中断が明け、チームがマイアミに集まって練習を再開するまでに契約を完了させると見られる。
2008年のNBAドラフトでメンフィス・グリズリーズに全体5位で指名されたラブは、ミネソタ・ティンバーウルブズとキャバリアーズで通算853試合に出場(先発662試合)。平均30.4分間のプレイで17.2得点、10.5リバウンド、2.3アシスト、3ポイントショット成功率37.2%を記録している。
今季のラブはキャバリアーズで41試合に出場(先発3試合)し、平均20.0分間のプレイで8.5得点、6.8リバウンドをマーク。18日(同19日)にキャバリアーズがバイアウトで合意したことを発表していた。
APは、ヒートのバム・アデバヨがラブについて「プレイオフを経験してきて、僕らが望むところにたどり着き、勝つために必要なことを知っている新たなベテラン」と話したと伝えている。
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一方、2013年のNBAドラフトで全体4位指名されたゼラーは、シャーロット・ホーネッツとポートランド・トレイルブレイザーズで494試合に出場(先発273試合)。平均22.2分間のプレイで8.5得点、6.0リバウンドを記録している。今季はオフシーズンにユタ・ジャズと契約したが、開幕前にウェイブ(保有権放棄)が発表されていた。
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