日本時間2月6日、バトラーのウォリアーズ移籍が成立し、マイアミ・ヒートでのジミー・バトラーの時代は幕を閉じた。
以下でスポーティングニュースが、今回のバトラーのトレード騒動の流れをまとめていく。
ジミー・バトラーのトレードに関する報道(2/7更新)
※内容は逆時系列
バトラーはウォリアーズへトレード
日時:2025年2月6日
ソース:ヒート
バトラーの行き先がウォリアーズに決まった。トレードは最終的に5チームを巻き込むビッグ・トレードとなった。
バトラーは、ステフィン・カリー体制で再び頂点を目指すウォリアーズの救世主となるだろうか?
バトラーはウォリアーズに興味なしか
日時:2025年2月4日
ソース:ブライアン・ウィンドホースト(ESPN)
ESPNのブライアン・ウィンドホースト記者は、バトラーにはウォリアーズと延長契約する意志がなく、新天地がゴールデンステイトとなる可能性も無くなったと報じた。やはりサンズが有力か。
ヒートはバトラーを無期限の出場停止に
日時:2025年1月28日
ソース:ヒート、シャムズ・シャラニア(ESPN)
バトラーに3度目の出場停止処分が科された。ヒートの声明によると、今回は無期限で最低でも5試合の出場停止になるようだ。チームはバトラーの行動を、チームの規則の無視、チームに不利益をもたらす行動と意図的なサービスの拒否と見なしている。
またシャムズ氏によれば、日本時間28日のマジック戦でバトラーではなくヘイウッド・ハイスミスが先発する予定であることを知ったバトラーは、チーム練習を早々に切り上げたようで、この行動も3度目の処分の大きな要因の一つだと考えられる。
バトラーの5試合の出場停止処分が終わるのは、日本時間2月6日の76ers戦であり、2月7日のトレードデッドラインの直前だ。それまでにバトラーのトレードは決まるのだろうか?
ヒートはバトラーを2試合の出場停止に
日時:2025年1月23日
ソース:シャムズ・シャラニア(ESPN)
7試合の出場停止処分から復帰したばかりのバトラーだが、2試合の出場停止処分になってしまった。
ヒートは日本時間24日にバックス、26日にネッツ戦が控えており、どちらもアウェイでの試合だ。シャムズ氏によると、バトラーはこの2連戦に向けたチームフライトに乗り損ね、後から合流する予定だった。しかしチームはバトラーにチームへの帯同を許さず、2試合の出場停止を科すことに決めたようだ。
バトラーは日本時間24日のバックス戦、26日のネッツ戦を欠場することになる。バトラーは7試合の出場停止明けの3戦で、平均13.0得点、3.3リバウンド、5.6アシストを記録していた。
ヒートはバトラーへの処分の強化を検討
日時:2025年1月16日
ソース:クリス・ヘインズ(NBAインサイダー)
バトラーは日本時間18日のデンバー・ナゲッツ戦から出場が可能となる。しかしヘインズ氏によると、ヒートはバトラーへの罰則を「チームに不利益をもたらす行為」から「サービス提供の拒否」へと変更することを検討しているようだ。
その場合のバトラーに科される罰金は2倍と、より高く、厳しい処分となる。バトラーとチームの溝は深まるばかりのようだ。
バトラーはパット・ライリーに直接トレード希望を伝える
日時:2025年1月15日
ソース:シャムズ・シャラニア(ESPN)
シャムズ氏によるとバトラーはパット・ライリー球団社長と直接顔を合わせ、改めてトレードを希望したようだ。バトラーにはヒートと新たな契約を結ぶ意志はなく、2025-26シーズンのプレイヤーオプションもヒートからトレードされるために利用するようだ。
またヒートのオーナーであるミッキー・アリソンとの面談も予定されている。
サンズはバトラーに2年1億2100万ドルの契約を用意か
日時:2025年1月9日
ソース:ケンドリック・パーキンス(ESPN)
ポッドキャスト"Road Trippin"に出演したパーキンスは、「サンズはジミーに2年1億2100万ドルの契約を用意しているそうだ」と語った。
また、これはバトラーとケビン・デュラントの個人的な関係も関わっていて、もしサンズがバトラー獲得するとなれば、デュラントとも契約延長するだろうとまで述べた。
バトラーはサンズ移籍にのみ興味か
日時:2025年1月9日
ソース:クリス・マニックス(Sports illustrated)
マニックスは、バトラーがサンズでのプレイのみを望んでいることをかなり明確にしたと報じ、これはサンズがバトラー獲得を最も望んでいるという報道と一致している。もしこれが事実であれば、ヒートとサンズは2月6日のトレード・デッドラインまでにらみ合いになる。
バトラーはグリズリーズへの移籍に興味なしか
日時:2025年1月7日
ソース:クリス・ヘインズ(NBAインサイダー)
「メンフィス・グリズリーズを含む数チームへのトレードには、バトラーは興味を持っていないそうだ」とヘインズ氏はXに投稿した。
メンフィスはバトラーの新天地候補の1つとみなされていたが、バトラーのFA権行使が迫っていることは、彼の獲得を試みるチームに影響を与えているようだ。
バトラーを獲得できるのはサンズのみか
日時:2025年1月7日
ソース:ブライアン・ウィンドホースト(ESPN)
ウィンドホースト氏は、今回の騒動はパット・ライリーがバトラーと契約延長するつもりはないと語ったことにあると説明した。バトラーは契約延長を求める一方で、望む条件でなければどんな契約にもサインしたがらないだろう。
しかしながら、移籍先候補に挙げられるチームの中で、サンズはバトラーの要求に応えられるだろう。
「バトラーは十分な条件でなければどのチームとも契約しない。どのチームもその現状を知っているから、今はヒートに酷いオファーを出しているはずだ。バトラーの望むものを与えられるのは、サンズだけだろうね」とウィンドホースト氏は語った。
ウォリアーズがバトラー獲得を断念か
日時:2025年1月4日
ソース:The Athletic
報道によるとウォリアーズはバトラー獲得レースから離脱した。代わりに二コラ・ヴーチェヴィッチのような選手の補強にシフトした。バトラーの高すぎる契約がネックになったようだ。
バトラーに出場停止処分、ヒートは正式にトレードに応じる姿勢を見せる
日時:2025年1月3日
ソース:マイアミ・ヒート
ヒートはチームに悪影響をもたらしたとして、バトラーを7試合の出場停止処分とした。バトラーのシーズン全体、特にここ数週間の行動を受けての判断だった。
またヒートはバトラーがトレードを望んでいることを認め、正式にトレード交渉に応じると発表した。
バトラーが公の場で移籍をほのめかす発言
日時:2025年1月2日
ソース:シャムズ・シャラニア氏、ブライアン・ウィンドホースト氏(ESPN)
ペイサーズに敗れ、バトラーは公の場で移籍の可能性をほのめかした。
シャラ二ア、ウィンドホースト両記者によると、バトラーには希望の移籍先候補がはっきりとあるわけではないものの、マイアミ以外のチームでのプレイに関心があるとのことだ。また彼の決断には、日本時間1月2日のペリカンズ戦でバトラーが全力でプレイしなかったとチームが示唆したことも関係しているようだ。
パット・ライリー「バトラーのトレードには応じない」
日時:2024年12月26日
ソース:マイアミ・ヒート
バトラーのトレードの噂に対して、ヒートのパット・ライリー球団社長はバトラーのトレード交渉は行わないという明確な声明を発表した。
We usually don't comment on rumors, but all this speculation has become a distraction to the team and is not fair to the players and coaches. Therefore, we will make it clear - We are not trading Jimmy Butler.
バトラーがヒート退団を望んでいるとの報道
日時:2024年12月25日
ソース:シャムズ・シャラニア氏(ESPN)
NBAでクリスマスゲームが行われる中、シャラニア氏はバトラーはマイアミを退団する準備ができていると報じた。
報道によると、バトラーのこの意向は昨夏の契約延長交渉の失敗に端を発しているようだ。35歳のバトラーは2025-26シーズンはプレイヤーオプションで、長期契約を求めているとみられる。
フェニックス・サンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ダラス・マーベリックス、ヒューストン・ロケッツが移籍先候補だ。
ジミー・バトラーの契約状況
バトラーは2021年に3年1億4640万ドルの延長契約を結んだ。今シーズンは4,880万ドルを受け取っている。
2025-26シーズンはプレイヤーオプションとなっていて、彼はこれを破棄することが確実視されている。おそらくキャリア最後となる次の契約に長期契約な柔軟性を持たせるためだ。バトラーは9月に36歳になる。
シーズン | 年齢 | 給料 |
2024-25 | 35 | 48,798,677ドル |
2025-26 | 36 | 52,413,394 ドル(プレイヤーオプション) |
2026 | 37 | 無制限FA |