2019年F1第1戦オーストラリアGPがついに開幕! 波乱含みの市街地コースを制するのは?

Masaki Chiba

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現地時間3月15~17日にかけ、2019年のF1開幕戦オーストラリアGPがメルボルンのアルバート・パークで行われる。

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2019年もハミルトンとベッテルの両雄に注目

オーストラリアが第1戦となるのは2007年より13年連続のこと。近年の同グランプリはシリーズ開幕戦ということもあり、各チームの仕上がり具合がすべて明るみになる点が最大の注目ポイントとなる。

ここ数シーズンに渡ってタイトル争いを展開しているルイス・ハミルトンvsセバスチャン・ベッテルは、開幕戦から激しい戦いを繰り広げることが予想される。両者は今年もドライバーズタイトルを争うものと見られるが、タイトルを近年逃してきたフェラーリが今年は優勢ではないかとの声も聞こえてくる。

3年連続6度目のタイトルを狙うハミルトン、6年ぶり5度目の王座を狙うベッテルの対立構造はもちろんのこと、彼らを支えるセカンドドライバー、バルテリ・ボッタスとシャルル・ルクレールの立ち回りにも注目したい。

 

 

 

今季からレッドブルにパワーユニット提供のホンダ。 「初戦・初勝利」なるか

トップ3の3番手を演じているレッドブルは、今年からパワーユニットがルノーからホンダにシフト。そんな中でも同チームが優勝争いに加わることができる地力があるのかどうかも要チェックだ。

マックス・フェルスタッペンは開幕を前に「表彰台に上がることができたら上出来」とメディアを通して謙虚に公言しているが、心の内では表彰台の頂点を狙っていることは間違いない。2015年からF1界に復帰したホンダは現在“ホンダ第4期”と言われており、2019年の開幕戦からいきなり「ホンダ第4期初勝利」が、レッドブルによって実現する可能性も十分にある。

昨年のコンストラクターズ4位以下はトップ3との戦力差が顕著だったために「中団グループ」と称されることもあるが、ルノー、ハース、マクラーレン、レーシング・ポイントなどは3強に割って入ることができるか。

また、実力者キミ・ライコネンを擁するアルファロメオ、ホンダのパワーユニットを搭載したトロロッソが上位争いを演じることができるかも焦点となりそうだ。

 

 

 

マシンへの負担が大きいサーキット。波乱が起こる可能性も?

決戦の地アルバート・パークは市街地コースであり、最も注目されるのはスターティンググリッドの先にある、ストレートエンド。このポイントがサーキット最大のオーバーテイクポイントであり、各ドライバーともに激しい駆け引きを展開することになるだろう。

その一方で、同コースは急加速と急減速を繰り返すレイアウトになっており、マシンへの負担が大きいのも特徴だ。純粋なサーキットとも異なり、タイヤグリップが効かない状況も散見されることから、信頼性に欠けるマシンへの負担も大きい。

したがって、オーストラリアGPでは必然的にアクシデントによるレース中断、セーフティーカー出動のシーンが多くなる。海が近く、天候が急に変わる環境でもあるため、各チームにはコンディションの変化に合わせた的確なレースマネージメントが求められる。

こうした要因によって波乱含みとなる展開も予想される。2017年、2018年と直近2シーズンの開幕戦はベッテルが連続で制したものの、同年のシリーズ王座を逃したことは周知のとおりだ。

果たして開幕戦を制するのは誰になるのか。世界を転戦し王者を競う全21戦は、間もなくオーストラリアで熱戦の火蓋が切って落とされる。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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