2019年のF1シーズンがついに開幕する。
3月15日~17日の第1戦オーストラリアGPを皮切りに、11月29日~12月1日の第21戦アブダビGPまで、全世界を転戦しながら21レースが行われる。
▶今なら2ヶ月無料でF1を楽しめる! 3月17日(日)23時59分までDAZN2ヶ月無料キャンペーン実施中
ハミルトンとベッテルの王座争いは今年も
新シーズンも、やはりメルセデスvsフェラーリによる激しいタイトル闘いが予想されるが、とりわけその中でもメルセデスが6連覇を達成できるのか。そしてルイス・ハミルトンが6度目の王者になれるのか、という点が最大の見どころといえるだろう。
ハイブリッドパワーユニットが採用された2014年より、メルセデスはコンストラクターズ5連覇を達成。2016年こそニコ・ロズベルグが年間王者となったが、それ以外の4シーズン、ドライバーズタイトルはすべてハミルトンが手にしてきた。過去2シーズンのセットであるハミルトン&バルテリ・ボッタスのコンビは2019年も継続で、ライバルたちを今年も圧倒できるのか注目だ。
対抗馬と目されるフェラーリにとって今季は真価が問われるシーズンとなる。創始者エンツォ・フェラーリがレースに参戦(1929年)してから90年。今年のシャシーは「SF90」と銘打ち、陣営はタイトル奪回に向け並々ならぬ意欲を示している。また、フェラーリ加入5年目となるセバスチャン・ベッテルにとっても“ストップハミルトン”を何としても実現したいところ。ベッテルは5年目のフェラーリで年間王者となれるのか。開幕前のテストからフェラーリは速さを見せているだけに「今年こそ」という機運が高まっている。2018年は開幕2連勝の後失速してしまったこともあり、2019年はメルセデスよりもアドバンテージがあることを証明したいところ。
ホンダエンジン搭載のレッドブルは2強を打ち破れるか
そしてチームとしてはトップ3グループの3番手という立ち位置ながら、レッドブルも要注目だ。2019年より、レッドブルはパワーユニットをルノーからホンダへと変更。2018年からのコンビであるトロロッソ・ホンダも継続となり、ホンダはレッドブルグループの2チームへとエンジンを供給することになった。
レッドブルは2018年に年間4勝をマーク。パワーユニットがホンダに変わっても優勝争いに食い込めるかどうかが最大の焦点となる。2015年からF1界に復帰したホンダの現体制は“第4期”と言われるが、第4期のホンダに初優勝がもたらされる可能性も十分にある。ホンダエンジンを積んだレッドブルが、メルセデスとフェラーリという強大なライバルを打ち破ることができれば日本のF1ファンにとって特別な瞬間になるはずだ。
また、トップ3を追う中団のルノー、ハース、マクラーレン、レーシング・ポイントなども上位を虎視眈々と狙う。そしてチーム名からザウバーの冠が外れた古豪アルファロメオ、レッドブルと同様にホンダのパワーユニットを積んだトロロッソもダークホースとなる可能性がありそうだ。
今シーズンの行方を占う初戦を見逃すな!
2月から3月にかけてバルセロナで行われた合同テストの結果を踏まえると、過去数シーズンの勢力図から大きな動きはないようにも見えるが、現時点ではやはり未知数。ニューマシンばかりの開幕戦のオーストラリアGPは、各チームの力関係が改めて浮き彫りになることもある。それだけに2019年のF1シーズンを占う初戦は絶対に見逃せない。
幸いにも第1戦オーストラリアGPは日本と時差が2時間で、リアルタイムで視聴するには絶好のレース。開幕戦の同グランプリは要注目の戦いとなりそうだ。
▶今なら2ヶ月無料でF1を楽しめる! 3月17日(日)23時59分までDAZN2ヶ月無料キャンペーン実施中
■【オリンピック特集】ファン必見!注目記事・動画まとめ
※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2019年版!
● DAZN(ダゾーン)の番組表がこちら!野球・サッカーなど競技別表示機能も