UFC最高の呼び声高いサンピエールが引退を表明
ジョルジュ・サンピエールがオクタゴンを去る日がやってきた。
2月21日(日本時間22日)、サンピエールは地元モントリオールで記者会見に臨み、総合格闘技から公式に引退すると発表した。
サンピエールはこの決断に至るまでには長い過程があったが、トップのまま引退することを望んでいたと語った。
Georges St-Pierre officially announces his retirement from the sport of MMA pic.twitter.com/kUREbxYkCt
— ESPN MMA (@espnmma) 2019年2月21日
「格闘技選手はトップの座にいるうちに引退するべきなんだ。自分がそれを出来ることに感謝している」
会見の前日、UFCは「特別な発表」が近くあることを明らかにしていた。
サンピエールは現UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフとスーパーファイトで対戦することを望んでいたと報じられているが、試合成立への交渉が不首尾に終わったことを受け、引退を決意した。
ヌルマゴメドフは昨年10月のUFC229においてコナー・マクレガーに勝利した試合後に乱闘事件を引き起こし、ネバダ州アスレチック・コミッションから9か月の出場停止処分を受けている最中だ。ヌルマゴメドフは自身のインスタグラムを更新し、サンピエールに引退を思いとどまることを呼び掛けている。
「11月に試合をしましょう。引退はその後にして下さい。あなたに対しては尊敬の気持ちしかありません。子供の頃から憧れていたあなたと試合が出来たら光栄です」
ヌルマゴメドフはコメントの中で契約体重は155パウンド(70キロ)でも160パウンド(72.5キロ)でもいい、場所もモントリオール、ニューヨーク、モスクワ、アブダビの何処でもいいとしている。
サンピエールの戦績は26勝2敗。今年の5月で38歳になるサンピエールはウェルター級王座をUFC史上最多となる9回の防衛を果たし、総合格闘技の歴史において最高の選手の1人であると広く信じられている。2017年11月のUFC217でマイケル・ビスピンに勝利したことを最後に試合から遠ざかっていた。
▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
(翻:角谷剛)
■【オリンピック特集】ファン必見!注目記事・動画まとめ
※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2019年版!
● DAZN(ダゾーン)の番組表がこちら!野球・サッカーなど競技別表示機能も