日本時間の6月16日（日）昼、ラスベガスで開催された『UFCファイトナイト』のメインイベント「アレックス・ペレス vs 平良達郎」が行われた。この試合で平良は6年8か月ぶりに日本人としてUFC大会のメインイベントを務めた。
第1Rは打撃中心のスタンディング展開が続いたが、第2Rでペレスが平良にバックを取られたまま立ち上がったところ、平良が再びマットに引き込み、そこで倒れ込んだペレスが右膝を負傷。平良のTKO勝利となった。予想外の決着ながら、グラップリングでの攻防で平良が優位にコントロールしていた見方もできる内容だった。試合後にはフライ級王座挑戦を宣言した。
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■リアルタイム速報・試合経過
14:04 勝利した平良は、カタコトの英語で『アイムハッピーセンキュー』とお決まりの勝利の雄叫びを挙げ、喜びを表現。早速、次戦の相手について尋ねられた平良は、現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ（UFC公式ではアレクサンドル・パントーハ）の名前を挙げ、「レッツゴータイトルショット！」と王座挑戦を要求した。
平良の次戦にも注目しつつ、7月28日に開催される『UFC 304』にて行われる同級6位のムハンマド・モカエフと同級7位のマネル・ケイプのフライ級の一戦にも注目となる。最後に平良は『フライ級のファイターオレの前に一列に並べえ！』とフライ級ファイターたちを煽り、リングをあとにした。
His rise up the ranks continues 📈@TatsuroTaira remains undefeated with a TKO victory at #UFCVegas93! pic.twitter.com/ymsoDpcuhT
— UFC (@ufc) June 16, 2024
14:03 平良がダブルレッグからテイクダウンし、バックを取りチョークを狙う。ペレスはそのまま立ち上がるも、平良に再びグラウンドに引きずり込まれ、回転しながら転倒。この時、平良の脚のロックによりペレスの軸足になっていた右膝に過度に力が加わったのか、うつ伏せになった時点で痛みを訴え、レフェリーがストップ。判断待ちとなったが、ペレスはドクターの判断を受けてそのまま退場したことで、平良のTKO勝利に！ これで日本人初のUFC6連勝となり、戦績は16戦16勝無敗を更新した。
13:59 ここまでお互いスタンディングでの打撃の攻防が展開される。目立つのはペレスのカーフキックか。
13:57 再び得意のカーフキックを放つペレス。ハンドプッシュした平良の2度目のアイポークにより一時ストップ。平良に手を握って攻撃するようにと注意が入り再開。
13:56 第2R開始。
13:54 平良に口頭注意が入り、再開。ペレスが最初のテイクダウンを取る。特に有効打はなく第1R終了。
13:54 平良はペレスが前に詰めてきたところ首相撲を狙う。手を開いて押し返そうとした平良の指がペレスの目に当たり一時ストップ。
13:51 ペレスが強引に前に詰めながらカーフキックも混ぜる。それに対して平良は冷静にジャブで返す。
13:50 平良がファーストコンタクトでカーフキックを放つ。ペレスはガードを固めて前に詰める。
13:49 両者拳を合わせ第1R開始。オーソドックスに構えるペレス、対する平良もオーソドックスに構える。
13:44 続いて、ここまで戦績32戦15勝8敗のペレスが入場、まもなくゴングだ。この試合のポイントは、やはり平良が得意とするグラウンドでの攻防になるだろう。グラウンドでの展開が勝敗を左右することが予想される。
13:42 まずは、ここまでの戦績15戦15勝0敗の平良が日本の国旗を背負って入場。
アレックス・ペレス🆚平良達郎
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13:40 10試合目が終了し、いよいよとなる。
13:36 UFCフライ級13位の平良達郎が、同級5位のアレックス・ペレスと対戦。今回、平良は初めてランカーを相手に対戦することになる。また、この試合はメインイベントとなり、日本人がUFCのメインイベントを務めるのは約7年ぶり。平良がこの試合に勝てば、日本人初のUFC6連勝となる注目の試合だ。
ウオーミングアップ💥#平良達郎 @tatsurotaira
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13:35 第11試合目：男子フライ級 5分5R アレックス・ペレス vs 平良達郎の試合経過をテキスト形式でリアルタイム速報する。
▲第11試合目：男子フライ級 5分5R アレックス・ペレス vs 平良達郎
※6月16日当日昼、メインイベントのアレックス・ペレスvs平良達郎をリアルタイム速報します。
Top 15 flyweights will battle it out this weekend! 💥@AlexPerezMMA vs @TatsuroTaira LIVE this Saturday! #UFCVegas93 pic.twitter.com/gZ4X8vapNy
— UFC (@ufc) June 11, 2024
■見どころ
今大会『UFCファイトナイト・ラスベガス93』では、無敗でUFC5連勝中の平良達郎（フライ級13位）が初のメインイベントを務め、同級5位のアレックス・ペレスと対戦する。
UFCナンバーシリーズへの登竜門とされるこの『ファイトナイト』（以下FN）大会では、下位ランカーの中堅選手やUFC初参戦あるいは出場経験が浅い若手選手のカードが主に組まれる。今回の会場はUFCの本拠地ラスベガスにある常設イベント施設「UFC APEX」だ。
当初、平良は5月のFN大会でティム・エリオット（当時9位）と対戦するはずだったが、エリオットの負傷によりキャンセル。都合2度の変更・延期を受けて今回のペレス戦が決まった。
修斗、VTJを経由して2022年2月にUFC入りした平良は、ここまで5戦5勝を挙げ、UFCフライ級の注目プロスペクトとなった。軽量級がなかなかフィーチャーされにくいUFCにおいても目立つ存在に成り上がり、FN大会ながら、2017年9月23日の『UFCファイトナイト：ヴィンス・サンプルー vs. 岡見勇信』以来、6年8か月ぶりに日本人としてメインイベントに名を刻んだ。
2018年のプロデビューからUFC在籍の現在まで「15戦15勝（TKO4/一本7/判定4）0敗」というパーフェクトレコードで快進撃を続けており、UFCでの5戦は打、極で高いバランスを示してきた。エリオットより順位が上のペレスを撃破すれば、タイトルショットに一気に近づくことになる。
そのペレスは直近のマテウス・ニコラウ戦で再起を果たす前に3連敗を喫していたが、過去にはフライ級王座（vsデイブソン・フィゲイレード）に挑戦した経験もあるUFCフライ級の猛者のひとり。25勝8敗1分の32歳で、内KO6、サブミッション7の勝ち方とあって決定力は侮れない。レスリングベースながら打撃もそつなくこなすなど、平良に似たスタイルを持つ。
平良にとっては初のランカー戦であり、相手が強い分、5分5Rの長丁場がどう左右するか。平良は友人であるRIZINフェザー級王者・鈴木千裕の活躍にも刺激を受けており、日本人初のUFC王者に向けて、強敵ペレス打破で無傷の6連勝を狙う。
■放送時間・配信先（ネット中継・テレビ放送・無料視聴方法）
平良達郎が初メインイベントを務める『UFCファイトナイト・ラスベガス93：アレックス・ペレスvs平良達郎』は、動画配信サービスU-NEXTで、プレリム（前座）からメインカードまで全試合がライブ中継される。
メインカードは日本時間の11:00からとなっているため、平良達郎の試合は早くとも12:00以降になると予想される（すべてフルラウンドになると13:00過ぎになる想定）。
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▼放送・配信チャンネル
- テレビ地上波：なし
- テレビBS/CS：なし
- ネット：U-NEXT、UFC FIGHT PASS
テレビ地上波での放送予定、また、ABEMA（アベマ）、WOWOW（ワウワウ）、DAZN（ダゾーン）、Amazon Prime Video（アマゾンプライムビデオ）、SPOTV NOW（スポティービーナウ）、Lemino（レミノ）、TVer（ティーバー）といったスポーツ中継実績のあるサービスでの配信予定はない。
▼放送時間
2024年6月16日（日）7:45配信開始 / 8:00開演予定
- プレリミナリーカード：8:00～
- メインカード：11:00～
▼見逃し配信期間
見逃し配信準備完了次第〜2024年7月16日（火）23:59
▼無料で視聴する方法は？
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⑤継続で毎月ポイント付与：31日間の無料トライアル期間後も継続的に利用する場合、1ポイント１円として利用できるU-NEXTポイントが1200ポイント毎月付与される。そのため、実質989円で利用可能だ。
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
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■UFCファイトナイト 対戦カード（全カード試合順確定）
プレリムファイト（6/16 午前8:00スタート見込み）
- 第1試合目：女子ストロー級 5分3R
- ヨセフィン・ノットソン vs ジュリア・ポラストリ
- 第2試合目：男子フェザー級 5分3R
- メルキザエル・コスタ vs シャイラン・ヌアダンビク
- ジェカ・サラギ vs ウェスティン・ウィルソン
- 第4試合目：女子フライ級 5分3R
- カーリ・ジュディス vs ガブリエラ・フェルナンデス
- ジミー・フリック vs ネイト・マネス
- ジミー・フリック vs ネイト・マネス
メインカード（6/16 午前11:00スタート見込み）
- 第6試合目：男子ウェルター級 5分3R
- ジョシュ・クインラン vs アダム・フューギット
- 第7試合目：男子フライ級 5分3R
- アスー・アルマバイエフ vs ホセ・ジョンソン
- 第8試合目：男子バンタム級 5分3R
- ブレイディ・ヒースタンド vs ギャレット・アームフィールド
- 第9試合目：男子フェザー級 5分3R
- ティミー・クアンバ vs ルーカス・アルメイダ
- 第10試合目：男子バンタム級 5分3R
- ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ vs マイルズ・ジョーンズ
- 第11試合目：男子フライ級 5分5R
- アレックス・ペレス vs 平良達郎
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