【RIZIN.48】井上直樹vsキム・スーチョル|見どころ・試合結果予想|9.29 バンタム級王座決定戦

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

井熊知也 Tomoya Ikuma

【RIZIN.48】井上直樹vsキム・スーチョル|見どころ・試合結果予想|9.29 バンタム級王座決定戦 image


9月29日(日)、埼玉県・さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.48』で、朝倉海がベルトを返上し空位となったバンタム級王座をかけて、井上直樹とキム・スーチョルによるRIZINバンタム級タイトルマッチが行われる。

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ここでは、セミファイナルとなる井上直樹vsキム・スーチョルの見どころと試合結果予想について紹介する。この試合の模様は『Yogibo presents RIZIN.48』として同日、『ABEMA』や『U-NEXT』などでPPVライブ配信される。

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👊試合背景:ポスト朝倉時代を占うRIZINバンタム級王座決定戦

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2023年の大みそかに行われた『RIZIN.45』でフアン・アーチュレッタにKO勝利し、バンタム級王座を獲得した朝倉海が、UFC参戦のため、防衛戦を行うことなく今年6月にベルトを返上。空位となったそのバンタム級王座をかけ、井上直樹とキム・スーチョルによる新王者決定戦が行われる。

井上は日本MMA期待のプロスペクトとして早くから期待されてきた。いよいよRIZINでの王座挑戦となったが、前戦で第10代修斗世界バンタム級王者の佐藤将光を相手に判定勝利を収めているものの、ここ最近は安定して勝利を重ねられておらず、大一番を落とすイメージがついてしまった。

しかし、2017年当時、日本人史上最年少の19歳でUFC入りした井上。実力開花前にUFC内でのフライ級縮小人事に巻き込まれる形で国内シーンに戻ったが、持ち味であるスピードと高度なテクニックを駆使し、これまで多くの実力者を打ち破ってきたことは間違いない。

一方、キム・スーチョルは現Road FCフェザー級王者であり、無尽蔵のスタミナを誇る強豪ファイターだ。母国・韓国の『ROAD FC』と『RIZIN』で戦歴を重ね、現在4連勝中と勢いに乗っており、日本人選手との対戦では一度も敗北を喫していない。スタミナだけでなく、試合巧者の扇久保博正も制した圧力は、フアン・アーチュレッタにも肉薄するレベルにある。

こうした背景から、今回の一戦もそのスタミナとパワーを武器に、序盤から激しい試合展開になることが予想される。RIZIN旗揚げ戦での初参戦から約8年を経て(6年の空白期間はあるものの)、ついにRIZIN王座挑戦となった。

はたして朝倉海離脱後のバンタム級の顔となるのは誰か。今大会では、元谷友貴vs太田忍、牛久絢太郎vs佐藤将光も組まれており、誰が次期挑戦者としてふさわしい戦いを見せてくれるのかにも注目したい。

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🤔井上直樹vsキム・スーチョルの試合結果予想

今回のバンタム級新王者決定戦の勝敗予想だが、結論から言うとキム・スーチョルの勝利が濃厚と考えられる。これまでの戦績や試合内容を見ても、スーチョルは安定したパフォーマンスを発揮しており、その実力を証明してきている。

さらに、ブックメーカーのオッズでもスーチョルがわずかに有利とされており、井上のオッズは約2.30倍、対するスーチョルは約1.50倍と、スーチョルに対する期待が高い。

井上ももちろん実力者だが、最近の試合では安定感に欠けているため、スーチョルがスタミナと戦略で勝利を手にする可能性が高いと考えられる。最終的には、スーチョルが持ち前の粘り強さで試合をコントロールし、判定勝利を収める展開を予想する。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。

井熊知也 Tomoya Ikuma

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スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。